クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

今日から4連休のイースターホリデイです。1年で最も、離島アイツタキが混み合う時期です。美しいラグーンで欧米からの旅行者に人気のアイツタキは、ラロトンガンにも大人気の小旅行先です。
ラロトンガで働くアイツタキアンも多いし、アイツタキ出身でなくとも、親戚がアイツタキに住んでいる、とかで、親戚付合いを兼ねたホリデイを、アイツタキで過ごすラロトンガンが、たくさんいます。私達夫婦も、去年のイースターはアイツタキで過ごし、夫の叔母と従兄弟に会いました。彼らは、アイツタキ環礁の小島に、小さなリゾートを持っています。島の名前はAkaiami、ナチュラル志向の人に人気の宿です。
今年も1月にアイツタキに行ったし、先月はハネムーンでフレンチポリネシアに行ったし、空き巣に私の全財産盗まれたし、今年のイースターは、ラロトンガでおとなしくしてます。。。

知り合いのジャーナリストが、来月日本に行くそうだ。
太平洋環境コンフェレンスなんとかかんとか。。。詳しく聞くのを忘れてしまったが。
東京と沖縄、1週間滞在するらしい。うらやましい限りである。
クック諸島政府と日本政府は外交関係がほとんどないが、民間レベルでは、意外と交流があるようである。
それは、バブル全盛期の、日本の各リゾート地でのポリネシアンダンサー達だったり、エコツーリズム研究のための環境省の人だったり、日本に寄港したラロトンガ貨物船の船長が自殺して、その船の引き取りに。。。だったり、理由は様々である。

「カナ、日本に行くことになったんだけど、何かアドバイスない?」
日本に急遽行くことになったローカルは、目をキラキラさせて尋ねてくる。
私が決まって答えるのは、
「キスしちゃだめ!」

ここクック諸島では、キスはあいさつ。さすがに男同士ではよっぽど深い仲でもない限りしないが、女性同士、女性と男性の場合は、頬にチュッとするのだ。これを男性が日本でやると、セクハラと言われるだろうし、女性が日本人男性にやると、「俺のこと好きに違いない。」というとんでもない誤解を招くことになる。

私も、たまに日本に帰って人に会うと、ついついキスしてしまいそうになる。習慣だからね。

イメージ 1

イメージ 2

最近、観光客向けのアクティビティをいろいろ体験しています。

今日は、四駆ジープでラロトンガの山を巡る「ラロサファリツアー」を紹介します。
ラロトンガには、海沿いのメインロード、山のふもとのバックロードがあり、ラロサファリでは、主にバックロードを主にラロトンガを1周します。ドライバーによる果物や木や山の説明受けながら、ジャングルを走りぬけます。途中5ヵ所のビューポイントでとまります。
ビューポイントでは、プレゼンターが、クックの歴史や生活の話をしてくれます。このプレゼンターが素晴らしい。知識の豊富さはもちろん、お笑いセンス抜群です。結構まじめな話をしているのですが、ジョークが盛り込まれていて、本当にあきません。
最初のポイントは、ラロトンガ唯一の自然淡水プール、ウイグモアの滝です。滝つぼです。夏場はローカルの人々で温泉状態になります。(水が温まるという意味ではありません。)この滝つぼは、ラロトンガで最も人気の山登りコース「クロスアイランドトレック」の終点でもあります。山登りで疲れた身体をこの滝つぼでリフレッシュします。
2つ目は、ムリラグーンを見下ろす高台です。この道は、地図にも載っていない私有地で、サファリでないと行けません。絶景です。
3つ目は、マラエ。マラエとは聖なる場所で、キリスト教宣教師がクック諸島に来るまで、重要な儀式はマラエで行われていました。ここでは、ドライバーのひとりが伝統的な儀式の舞を見せてくれます。言葉の意味はわかりませんが、静粛な気持ちになりした。なんてことはない、石が並んだ空間ですが、なぜだか不思議な気分になりました。
4つ目は、ラロトンガのパワースポット「ニードル」の絶好の写真ポイントです。パワーポイントの話は、メールマガジンで紹介しています。クロスアイランドトレックは、標高431mのニードルまで行きます。結構ハードな山歩きなので、体力に自信がない人は、ラロサファリで写真撮るだけで我慢しましょう。スピリチュアルヒーリングは享受できませんが。。。
(パワーポイントの詳細は→http://blog.mag2.com/m/log/0000122842/107136607?page=1#107136607
最後のポイントは、アロランギ村を見下ろす高台です。空港も刑務所もラグーンも外洋も、全て見渡せます。山々が近くに見え、絶景です。途中の病院まではレンタカーやバイクでも行けますが、ここから上は、サファリでないと無理です。ちなみに高台にあるこの病院、素晴らしい眺めで、病室からも海が見渡せ、入院が長引きそうです。。。
そしてラロサファリの締めを飾るのが、生演奏付ビーチバーベキュー。新鮮な魚のバーベキューと、ローカル野菜果物、イカマタ(イカマタの詳細は→http://www.paradisecook.com/kana/kana4.html)。ドライバーとプレゼンターは、ウクレレを弾き歌います。
本当に楽しい4時間でした。ラロサファリツアー、自信をもって、おすすめします。


ラロサファリツアーの予約は、カナトラベルクックアイランズへ。
月火水木金 午前、 日 午後 催行 NZ$75
http://kanatravel.co.ck/

↑このページのトップヘ