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日本では自宅でお酒を造ることは違法ですが、クックではホームブルウ、【ツムヌ-TUMUNU】が一般につくられています。

原料は、パイナップル、オレンジ、マンゴー等々、季節の果物です。
味は、甘みはあるのですが、原料が何かわかるほどフルーツ風味は残っていません。
アルコール度数は計り知れませんが、たぶん、かなり強いお酒のようです。
これを、ショットグラスに注いで、参加者全員で順番に回しのみをするのが、ツムヌの伝統です。
もちろん、自分の順番が回って来る間は、ビールやワイン等、自分の好きなものを飲んでいるわけですから、ちゃんぽん効果?もあり、かなり酔いが回ります。

島国好きな方なら、お気づきかもしれません。そう、【カバ】の儀式に似てますね。
フィジーやバヌアツでは、カバは日常茶飯事で、昼間からカババーなるものが存在するらしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B4%E3%82%A1

クック諸島では、その昔、キリスト教宣教師達によってカバは禁止され廃止されてしまったので、
カバの代用品として、ツムヌが発明された、らしいです。(事実かどうかは不明)
キリスト教的には、ツムヌもタブーなわけですが、何でツムヌは規制されなかったんでしょうかね。。。

ま、細かいことは置いといて、クリスマスからお正月のホリデー期間は、ビーチでの宴会が毎日のようにあり、宴会に参加=TUMUNUに参加、ということになり、みんなかなりへべれけになるわけです。もちろん私も。。。ビーチサンダル失くしました。裸足で帰宅したみたいです。酔っ払ってたので、翌朝まで気づきませんでした。。。


写真は、へべれけの大人たちのそばで、無邪気に遊ぶ子供達。