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夜中の3時頃、友人の電話で起こされた。
チリで大地震があり、津波の恐れがあり、ラロトンガに津波が到達するのは午前8時頃、という。
目覚ましを午前6時にセットし、再びベッドに戻ったら、また別の友人から電話で、津波警報を聞かされた。ラジオをつけると、避難勧告が出されていた。

2度の電話ですっかり目が覚めた私は、インターネットでチリ地震情報を検索してみると。。。やばそうな記事ばかり。
さすがに日本の情報は早い。母と友人から早速メールが来ていた。

6時過ぎに家の人を全員起こして、とりあえず腹ごしらえ。食べている最中に、サイレンが鳴った。これにはびびった。8年間の滞在で、サイレンを聞いたのは初めてのことだ。
飲料水と毛布・タオル、食料を車に積んで、山の上にある病院へ向かった。
警察が交通整理をしていた。病院の駐車場は満車で入れないという。坂の路肩に車を止めて、歩けと指示された。雨が降っていたし、島の西側なのでまあ大丈夫だろうということで、車の中で待機した。
津波到達予想時刻の8時15分まで、ラジオで繰り返し避難勧告が流れていた。
村によって、避難場所が指定されていた。過去の警告と比べて、あまりの手順の良さに、事態の深刻さを感じ取った。
いつも通り【DONT GO SIGHT SEEING!(見物に出かけないこと)】も繰り返されていたが。。。。
サモア地震の時は、港が見物人でごった返したからな。。。。あの時本当に津波が来ていたら、と思うと恐ろしい。

丁度海が見える位置(写真の場所)だったので、水位の変化が見られるかな、と期待したが、結局、幸いなことに、何も無かった。

そう。何も無かったんですよ。日本の皆さん、安心してください。クックに津波の被害はありませんでした。

津波警報避難勧告が解除されたのも束の間、今度はサイクロン注意報。。。サイクロンSarahがラロトンガに明朝急接近。
また警報避難勧告に拡大されなければいいけど。。。