クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2006年04月

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2006/1/19(木)
ラロトンガの喧騒?を離れて、アイツタキに小旅行してきました。アイツタキは5、6回目ですが、毎回、夢のような休暇を送ることができる、素晴らしいところです。今回は、朝ラロ発夜ラロ着の、3泊4日でした。宿泊は、Samade On The Beach。その名の通り、ビーチ目前で、最高のロケーションです。ここはもともと地元で人気のバーだったのが、事業拡張でバンガローを増設し、宿泊できるようになりました。''Samade Bar''からは、小島にある高級リゾートが見えます。無料カヤックでリゾートまで行って、ビーチバーでカクテルをオーダー。。。というのも、もちろん可能。ぐうたらな私たちはそこまでせず、''Samade Bar''で飲んでました。Samade On The Beachは、次回アイツタキに行くときも、また泊まりたい宿です。ビーチは最高、コンチネンタルブレックファーストがついているし、''Samade Bar'の食事もまあまあいけるし、ラグーンクルーズの船着場はすぐそばだし、2-3日、移動しなくても楽しくすごせます。ただ、ランチ用に、カップヌードルや日本のフリーズドライ食品があれば、申し分ないでしょう。毎日ハンバーガー&フライドポテトでも平気な人は、問題ないです。私の場合は、4日目、ご飯が恋しくなりました。

第1日目(土)
午前10時30分発の飛行機で空路アイツタキへ。Samade On The Beachは、バンガローの造りは簡素なものの、新しく清潔で、エアコン完備、色とりどりの熱帯植物によるトロピカルガーデンは、趣味よく手入れが行き届いていたし、本当に申し分なかったです。チェックイン後、早速、''Samade Bar'前ビーチ(バンガローから徒歩20秒)で日光浴と水泳。結構深いです。夕方から、夫の従兄弟と合流し''Samade Bar'で世間話。日も暮れて、お腹が空いてきたので、従兄弟おすすめのレストランに行きました。ここはおすすめできないので、名前は出しませんが、とにかくお腹が空いていたので、なんとか食べられました。その後、Blue Nan というバーへ。ライブ生演奏があり、週末は盛り上がるようですが、土曜日だったせいか、閑散としていました。

第2日目(日)
朝寝坊して、朝食に''Samade Bar'に行ったら、宿のおかみに「遅すぎるよ!待ってたんだから!」と言われてしまいました。全然気がつかなかったのですが11時を過ぎていました。それでも、テーブルまでコンチネンタルブレックファストを、運んで来てくれました。感謝。でも私たちはそれだけでは物足りず、結局追加注文しました。朝食時間をとっくに過ぎているのに、おかみは快くOKしてくれました。感謝。満腹になった後は、スノーケルで消化を促進。砂地のビーチであまり生物はいないと思いきや、小魚、カニ、ヒトデ、ナマコ等、飽きることなく生物観察できました。この日も結局、''Samade Bar'から動くことなく、ディナーもここで食べました。いつの間にやら、おかみも一緒に飲んでました。どうやら私たち、気に入られたようです。

第3日目(月)
夫の親戚は、アイツタキラグーンの小島 Akaiami に、ロッジ'TEAL Lodges' を持っている。今日は、そこで働く従兄弟と一緒に、ラグーン内でフィッシング。ブルーのグラデーションが美しいラグーンでのトローリング。しっかり魚も釣れて、従兄弟も私たちも大満足。夫はGTだ!と、言い張ってますが、ちょっと頭のカタチが違うような。。。従兄弟もトレバリーだ、というだけで、詳しい名前はわからないようでした。この魚は、'TEAL Lodges'にプレゼントし、Akaiami を後にしました。
今夜は、アイツタキ随一の高級リゾートPacific Resort Aitutaki での、アイランドナイトです。バッフェスタイルではなく、3コースミールでした。私は前菜にイカマタ、メインにラムステーキ、デザートにチーズケーキを選びましたが、クック滞在中で、最高の料理でした。ラロトンガで何度も見ているダンスですが、ここのダンスショウも、間近で見られて、楽しかったです。

Pacific Resort詳細はカナダイブバックナンバー
http://blog.mag2.com/m/log/0000122842/90391961?page=2#90391961

他のアイツタキの写真は、
http://gonnago.hp.infoseek.co.jp/photo%20top.htm

2006/1/31(火)
日本里帰りから帰ってきた国連ボランティアのダテサンが、日本のTVドラマDVDを、いっぱい持って帰って来てくれました。マレーシアで販売されているものだそうで、字幕に中国語とマレー語が表示されます。マレーシアでもキムタクが人気なのか、キムタクものが多いです。”HERO”(検事の話、松たかこ他)と、”GOOD LUCK”(パイロットの話、紫咲コウ他)等。ドラマ自体は、”HERO”の方が面白かったですが、飛行機好きの私としては、”GOOD LUCK”は、ジャンボジェットやコックピット、整備室等が見れて、非常に楽しめました。正直、全日空で働きたくなりました。このドラマのおかげで、全日空の株が上がったり、採用競争率が上がったりしたのでは? 子供の頃、堀ちえみ主演「スチュワーデス物語」真剣に見てたけど、あれは日本航空でしたっけ?その時も同じ様な現象があったんでしょうかね。でも、あれ見て私はスチュワーデスになりたいとは思いませんでしたが。片平なぎさのせいか? その頃は、四国の祖母に会いに行くプロペラ機しか乗ったことなかったし。しかし、飛行機、特にジャンボジェットに乗る機会が増えるにつれ、飛行機が大好きになりました。「飛行機に頻繁に乗ることができる」という理由で、スチュワーデスになりたいかも~、とか思った時期もありましたね。
”GOOD LUCK”の話に戻ります。ラロトンガに住んでいる全日空パイロットの友人がいるので、彼の話だ~、と思うと、感情移入してしまいました。ちなみに彼は、去年機長に昇進したそうです。ラロトンガに帰ってくる度に、味噌とか、キューピーマヨネーズとか、ポッキーとか、生八橋とか、買って来てくれます。「日本里帰りしたら、絶対あなたの運航する便に乗るからね~!」と言ってみるものの、彼は国際線パイロット。日本発で、わざわざ、どこに行こうかな。やっぱハワイですか?

2006/2/15(水)のつづき
月に1度、超豪華客船タヒチアンプリンセスが、ラロトンガに寄港します。前々からクルーズの旅に憧れていたので、調べてみると、マルケサス諸島方面のクルーズもあることがわかり、これだ!と思いました。10泊で、ソサイエテイ諸島、ツアモツ諸島、マルケサス諸島を巡ります。夫も私もすっかりこのクルーズに決定しかけていたのですが、10月まで催行されていないことが判明しました。がっくり。

2006/2/15(水)
年が明けてから、ダイブマスターインターンシップ(詳しい話はメールマガジン「カナダイブ」に書きます。)やら、アシスタントインストラクターやら、職場で新しい人員が採用されていたので、私はしばらく暇でした。ほとんど職場に顔を出さない週もあったくらいです。そんなわけで、日本TVドラマDVDを見まくっていたのですが、最近、急に忙しくなりました。というのも、新しいアシスタントインストラクターが解雇されてしまったのです。(理由は、メールマガジン「カナダイブ」に書きます。)というわけで、ここ2週間はフルタイムで働くことになりました。暇なことを予想して、いよいよハネムーンの計画を、と思っていたのが、職場での予想外の展開に、気がつけばもう2月中旬。もうゆっくりしている時間はありません。2月末の2週間のハネムーン計画ですので。急遽、夫と2人で旅行会社に行ってみましたが、ラロトンガ発のパッケージツアーは販売されていないどころか、情報さえ少ない。仕方なく、自分達で調べる羽目に。ちなみに、行き先はフレンチポリネシアを予定しています。そう、日本人ハネムーナーの憧れのタヒチです。
つづく

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2006/2/16(木)
そういえば、2月14日は、バレンタインデーでしたね。日本では、「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する。」というのが定説です。そもそもこれはチョコレート屋の陰謀?で、「愛の告白」が拡大解釈され「感謝」となり、「義理チョコ」なるものが浸透してしまいました。
クック諸島では、「男性が愛する女性にバラとチョコレートを贈る。」というのが定説のようです。バレンタイン当日のローカル新聞のトップに載っていました。そんなことがトップ記事になるとは、なんて平和で変化のない毎日なのでしょう。バレンタインデーにかこつけて、夫と2人でリゾートのレストランでランチしてみたり、バレンタインプレゼントと称して、2人で買い物に出かけたり。この晩、夫はディナーをつくってくれました。私は手紙を夫に渡しました。日頃の感謝の気持ちを表した短い手紙でしたが、夫は感動したようで、少し涙ぐんでいました。変化の少ない毎日の中で、こうして敢えて変化をつけ、お互いに感謝と愛を伝える行事は、夫婦関係には必要だと思いました。

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