クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2006年07月

2005/6/28(火)
近頃、ダイブセンターが忙しくて、疲労がたまり、身体にガタが。。。4日間連続毎日3ダイブの後、お客様を乗せたバンをバック中に、電柱に当ててしまいました。バンは満席で、電柱が大きな身体のお客さんの真後ろに隠れていたのです。目視、バックミラー、どっちも確認しましたが、全く見えてませんでした。「ストップ!」というお客さんの声でブレーキを踏んだときにはすでに遅し。ボンっという鈍い音。しまった。。。でも、早く言ってよ!。。。お客さんも、ダイビングの興奮が冷めていなかったのか、直前まで見えていなかったようです。当たってからも、何に当たったか、私からは全く見えませんでした。バンを前に動かして、やっと見えました。電柱が。恐る恐る当てたところを確認すると。。。バンパーキズだけかと思いきや、テールランプとブレーキライトのレンズにヒビが。。。ラロトンガの電柱は、コンクリートの直方体なので、軽く当てただけでも破壊力はバツグンのようです。そんなこと、証明したくなかった。。。やはり、疲労でしょうか。集中力が落ちていたのでしょう。いつもは、見えない範囲が大きいと、お客さんに聞きますから。
フルタイムで働いていたときは、健康維持のために毎日「ノニジュース」を飲んでいました。日常的に疲労がたまり、風邪をひき易かったので、飲み始めました。風邪ひいたからといって、仕事休めないので、なかなか治らないんですよ。予防が一番、ということで、ローカルおすすめのノニジュース、それも手作り、を飲んでいました。飲み始めて1週間くらいで体調が良くなりました。その後、日本でも流行り始めていると聞いたのです。確かに私にはかなりよく効きましたが、でも「ノニジュース」、味はめっちゃまずいです。はっきりいって、腐った果実、、、まあ、発酵果汁だから当たり前ですが。でも、お猪口1杯分位一気飲みなので、すぐ慣れました。手作りなので、毎回味が違います。瓶詰めした後も、瓶の中で発酵が続くので、味が変わります。
私は日本で漢方薬局に勤めていた時期があって、店長の勧めで、高麗人参エキスを飲んでいました。こちらは毎日コップ1杯なので、ノニはそれよりはラクですね。ちょっとした興奮作用というか、体内が暖まる感じは、ノニと高麗人参は似ていますね。詳しい効用・効能は、専門ページを参照してください。
大阪行きの大量のノニジュース容器が倉庫で出荷を待っていました。瓶詰めや味付け?(するのか?は不明)は日本でされます。いいなあ、ノニ。きみたちは、定期的に大阪に行くのだね。私も年に2回位、里帰りしたい。そんなことを思いながら、再び、ノニジュースを飲み始めました。もう当てへんで。

2005/7/18(月)
日本の某有名ガイドブックのクック諸島編最新版を入手しました。(もりひこ・ともよさま、どうもありがとうございました。)タヒチ・イースター島がメインで、クック諸島の紹介はちょこっとだけ。2年ぶりの改訂の割には、内容がほとんど変わってなくてがっかりしました。気がついたのですが、ラロトンガの平均気温と降水量グラフが載っていて、7月の降水量が最高で、東京の2倍です。8月は東京とほぼ同じ。日本の7月といえば梅雨。その降水量の2倍って、結構すごいですよね。そんなデータをよそに、「特に7~9月が晴天に恵まれることが多く、ベストだろう。」というコメントが。なんか、矛盾していませんか?まあ、ラロトンガの雨は、夜から朝にかけて大量に降るもので、日中は晴天が多いんですが。しかし、今年の6-7月は、日夜問わず雨が本当に多かったです。過去の降水量データもあまりあてになりませんね。
ベストシーズン、しいていうなら、4-5月、11-12月。1-3月はサイクロンシーズン。真冬の7-8月は、朝晩の冷え込みと水温低下のため、日本人には水着で海水浴はツライです。過去の滞在記、みなさんの滞在記を参照すると、サイクロンが全くかすらない年もあるし、8月とはいえ暑かった、という感想も。実際、7月半ばの現在、晴天続きで日中ヘ暑い暑い。クジラが見れるのも、真冬のこの時期です。

お待たせしました。ココナッツブラで「ブログは更新します」と書いておきながら、結局一度も更新しませんでしたね。。。すみません。今後はまた、頻繁に更新しますので、よろしくお願いいたします。

今回の里帰りは、営業も兼ねていたのですが、なかなか良い手応えがありました。雑誌社、旅行社等、日本とニュージーランドで、クック諸島を宣伝してきました。そうそう、ケーブルテレビの取材も決定しました。詳細は、またここで告知します。それにしても、相変わらず、私、出たがりですねえ。。。それもこれも、親善大使となるための第一歩となると信じて!

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救出劇

里帰りの荷造りをしていると、突然隣人が訪ねて来た。
「あんたとこの子犬が穴に落ちとるで!」
?穴? 私は急な事態を呑み込めないで戸惑っていると、
「梯子はあるか? 梯子がないと救出でけへん。」
?梯子? そんな大きな穴、見たことないんですけど。。。第一、あの子犬は家の子じゃないんですよ。。。勝手に住み着いているだけで。。。でも、気になるので案内してもらえますか?
我が家は山のふもとで少し高台にあるのだが、敷地を隣人と下りていくと、子犬の鳴声が聞こえてきた。隣人はブッシュナイフを持って、雑草生い茂る中を進んで行く。そこには、直径1m深さ2m位の大きな穴、そしてパニック状態の子犬が。。。
確かに、梯子がないと救出不可能と悟り、隣人にお礼を言って解散した。泣叫ぶ子犬を残して。。。
早速、ご近所さんを訪ね回り、なんとか梯子を借りて、再び穴に向かった。
隣人とご近所さんの助けを借りて、子犬を無事に救出した。
喜びはしゃぎ回る子犬。もう二度と落ちるなよ。
隣人曰く、この穴は、昔の生活用水用の水だめで、過去に馬、豚も落ちたことがあるらしい。馬は首の骨を折って死んでいたそうだ。どちらも、引上げ作業がたいへんだった、らしい。
子犬が我が家に遊びに来始めてから、飼い主は誰だろうと思っていたが、今回のご近所さん回りで、ご近所さん全員が、私が子犬の飼い主だと思っていた、ということが判明した。
ということで、この度正式に?飼い主になってしまった。数年前、勝手に住み着き始めた猫とも仲良くやっているようだし、ま、いいか。

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