クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2006年08月

2005/1/5(水)
南の島でのんびり楽園生活!・・・とはかけ離れた年末年始を体験しました。
敬虔なクリスチャンの国であるクックでは、クリスマスは大イベントです。親戚一同が本家に集まり、パーティーをします。真夏のクリスマス、パーティーはおのずとビーチで、となります。この時期、ビーチはパーティのテントで埋め尽くされ、ローカルの人々でにぎわいます。推定6万人と言われる、海外在住のクック人が、この時期、クックに帰省します。そのため、ラロトンガ便は満席で、旅行者は飛行機の予約が取り難く、宿泊施設はガラ空き状態です。私のような、旅行者を相手に仕事をしている者にとっては、商売上がったり・・・と思いきや、休みになるアクティビティも多く、暇を持て余した活動的な旅行者のため、年末年始も意外と大忙しでした。
それはともかく、日頃あちこちに顔を出して、社交的に過ごしている私は、この時期、お呼ばれ、パーティーが毎晩続き、クリスマス、大晦日、元旦には、複数のパーティーをハシゴするなど、とんでもなく忙しい年末年始となりました。これでは、日本の忘年会新年会シーズンと変わりません。10年ぶりの二日酔いを体験しました。

シイラが手に入った。
シイラは日本ではゲームフィッシングで人気なものの、食用としては、あまりメジャーな魚ではない。
シイラはクックでは「マヒマヒ」と呼ばれ、ゲームフィッシングはもちろん、食用としてもかなりの人気の魚である。
身は白身で、適度に油がのっていて、美味である。
いつもイカマタと刺身では芸がないので、新メニューにチャレンジした。

カルパッチョ
シイラを薄切りにし、平皿に重ならないように並べる。(てっさのように。)
オリーブオイルをまわしかけ、軽く胡椒をふる。
トマト、たまねぎ、は、粗みじん切り、にんにく、ケッパー、グリーンペッパーコーンをみじん切りにし、まんべんなくふりかける。
冷蔵庫で1時間程ねかせて、できあがり。
どんな白身魚でも合う。

シイラ丼・ネギトロ風
シイラを薄切りにし、ネギと生姜を乗せる。
包丁でたたいて、シイラと薬味をまんべんなく混ぜる。
ご飯の上に乗せ、千切り海苔をふりかけ、できあがり。
寿し飯でもよく合うと思う。(まだ試したことは無い。)

シイラカマ焼き
シイラのカマの部分は、ものすごく油がのっている。
串刺して、七輪で塩焼きすれば、どんなにおいしいかと思うが、七輪が無いので、軽く塩をかけ、フライパンで強火で両面さっと焼いて、レモン醤油でいただいた。
反省点は、油の量が予想以上に多く、身が丸まってしまった。フライパンでも串刺しが必要だった。

シイラの写真
http://gonnago.hp.infoseek.co.jp/kanadive%20photo.html

2005/1/19(水)
月曜日に無事にラロトンガに帰ってまいりました。ラロトンガはあいにくの雨で、どうやら私たちがタクテアクルーズ中、ずっと天気は雨模様だったようです。ラロトンガでは、久々の恵みの雨で、翌日火曜日も雨でした。おかげで、家で存分ゆっくりできて、タクテアクルーズの疲れからすっかり回復し、本日仕事に復帰しました。今日は快晴で、1週間ぶりの仕事も楽しくこなすことができました。
タクテアクルーズ中に衛星にトラブルがあり、一時期、南太平洋諸国のインターネットシステムが使えなりました。ラロトンガでは、金曜日午後から現在まで、5日以上も。日本だったら重大事ですね。クックでは、天気予報が出せなくなったことが一番の被害でしょうか。
タクテアクルーズ
http://gonnago.hp.infoseek.co.jp/takutea.html

1/14(金)
いよいよ本日、無人島タクテアに出港します。今回は、船酔い対策もバッチリで、前回のマヌアエクルーズ以上に楽しい旅になることでしょう。ラロトンガに帰ってきたら、至急写真をアップしますので、ご覧ください。
マヌアエクルーズhttp://gonnago.hp.infoseek.co.jp/bountybay.html

2005/1/24(月)
2週間ぶりくらいに家を掃除した。片付けと掃除機をかけるだけで、しかも、月に2-3度くらいしかしないので、日本の清潔基準からは、程遠い。しかし、掃除といえば実家の自分の寝室、又はひとり暮らし時代のワンルームくらいしかしたことのない私にとって、2LDKの我家の掃除は、ちょっとした大仕事である。

ラウンジ(約34屐法▲ッチン、部屋が2つ(約13屐砲法▲轡礇錙次Ε肇ぅ譟洗面所、物置兼洗濯機エリアと、とてもシンプル。家賃はNZD250/週で、この家の大きさの割りに、家賃は高い。
床生活派の私にとって、広いラウンジはありがたい。床にマットレスを敷いて、そこで寝ている。テレビも低い位置に置いてあり、寝そべりながらテレビが見られる。マットレス横には、ちゃぶ台を置き、床に座ってテレビを見ながら食事ができるという、純日本式(?)のレイアウトである。ラウンジで生活しているので、せっかくの2ベッドルームは、普段は全く使っていない。それでも家賃はNZD250/週。高い、と思う人はたくさんいるであろう。しかし、私たちがこの家を気にって、1年以上も住んでいるのは、理由がある。広いバルコニーと、広い屋根付バックヤード。広い庭に、様々なフルーツの木々、更に隣のオレンジ果樹園も、我家の敷地である。もちろん、この膨大な敷地の草刈り代は、家賃に含まれている。

バルコニーは、お客様が来た時のダイニングエリアとなり、バックヤードは、主人の作業場にもなる。庭でとれる果物は、オレンジだけでなく、レモン、バナナ、パパイヤ、マンゴー、スターフルーツ、アボカド、ライチ、ブレッドフルーツ、果物ではないが唐辛子もある。特に海外からの客人は大喜び。新鮮なトロピカルフルーツが食べ放題だから。

余談であるが、ラロトンガでは、家の敷地をきれいに手入れすることは、非常に重要である。草刈を怠って、草ぼうぼうの状態で庭を放っておくと、地主や隣人に怒られる。怒られるだけならまだいいが、勝手に草刈屋を手配されて、その請求書を送りつけられることもある。地主だったらまだいいけど、隣人にそんなことされたらたまらない。また、役所の人が定期的に、庭の清潔度調査に来る。これは主に、ゴミの不法投棄のチェックや、蚊の繁殖地となりうる水溜りやバケツ等にたまった水のチェックで、草刈とは直接関係ないが、やはり草ぼうぼうだと、警告を受ける。

イメージ 1

イメージ 2

久々にローカルマーケットに行きました。
土曜日の朝から正午くらいまで、プナンガヌイマーケットという場所で、朝市場が開かれます。
野菜・果物・魚等の生鮮食品から、イカマタやチキンカレー等の調理済みローカルフード、生花、エイと呼ばれる花輪、その他観光客向けの民芸品、黒真珠、パレオ等々、クック諸島で買えるものは、おそらく全てここに集まります。
マーケットはローカルと観光客で賑わい活気づいていました。

今日の買い物(写真)
マニヒキ・ブレッド(空き缶を型にして焼いたしっとりしたパン)
イカマタ(生魚のライム・ココナッツミルク和え)
チェスナッツ(木の実を蒸したもの)
タロ(おなじみタロ芋を蒸したもの)

ポークロールとフルーツジュースは食べちゃったので写真なし。
ポークロールはバゲットにローストポークをはさんだもので、私のマーケットでの一番の大好物。
フルーツジュースは、コカコーラやミネラルウォーターのペットボトルに入って売っています。何が入っているかナゾですが、パッションフルーツとパパイヤの味がした。

クック諸島現地情報
http://gonnago.hp.infoseek.co.jp/

↑このページのトップヘ