クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2006年10月

イメージ 1

先週から、バジェットレンタカーでバイトを始めました。土日のみの出勤で、リゾート内のバジェットレンタカーオフィス勤務です。
トレイニングが終了し、先週末、ひとりで初出勤しました。

たった2日間でしたが、ちょっとしたドラマがありました。

土曜日。

土曜日の午前中は、ものすごく忙しい。金曜日の夜と、土曜日の午後に国際線が2便あるので、そのせいか、借りる人も多ければ、返却も多い。無職生活が長かったので、仕事で忙しくしている充実感を味わっていた。
返却の際、ふと、おかしいことに気がついた。お客さんの、支払い記録がない。契約書・支払い等は、全てコンピュータシステムで管理されているはずなのに。もちろんレンタルには前払いが原則だ。
システムには、支払われた記録はないし、レシートもない。お客さんの契約書を確認すると、もちろん支払い0となっている。その代わり、システムに意味不明な表示と、先週勤務していた女性の名前が。
お客さんは、現金で払ったが、レシートはもらっていない、と言う。契約書がレシート代わりと思っているようだ。
おかしいなあと思いながらも、これ以上客を疑うのもどうかと思い、通常に返却業務をこなし、ボンド(クレジットカードの控え)を客に返した。
その後、なんと、それが、3件もあったのだ。全て、先週の土曜日から1週間のレンタルで、全く同様の手口である。

不審に思った私は、トレイニングしてくれた社員Jに連絡し、来てもらった。契約書と記録をチェック。
そういえば、社員S、この日、オフィスにやって来て、「ちょっと確認したいことがあるから」と言って、システムを触っていた!

結論。社員Sは、お金を盗んでいたのだ。おそらく、その土曜日も自分の勤務だと思い込んで、証拠を隠滅しようとシステムに手を加えたのだろう。私の名前を使って!

その後、私は質本社から質問攻めに。何時にSが来たのか? Sは一体システムに何をしていたのか? 私は、トレイニングの延長と思っていたので、Sを信用していたので、Sが何をしていたのかには、全く見張っていなかった。 とにかく、2度と他人にはシステムを触らせないように、と釘を刺された。

社員Sはクビでしょう。当然。

クックでは、こういう事件が結構ある。スーパーのレジとかで、小金をちょろまかす。一度そういうことをすると、現金を扱う仕事には就けなくなる。数百ドルのために、一生仕事に制約ができてしまうのは、効率の悪い話だとモラルのある私は思うのだが、クックの人は、目先のことしか考えられない人が多いようだ。

クック諸島国政府からしてそうなのだから、仕方ないのかもしれない。1,2年以内に結果を出せない政治家は、無能と思われる。だから、そういう目先の政策しかできない。成功する人は、つねに10年、20年後を見ているはずだ。そんな先のことは、国民には全くわからないので、支持されない。なので、この国は結局発展しない。未来の見える人は、クック諸島国の未来に不安を感じて、国外に出て行ってしまう。

長くなったので、日曜日のできごとは、次回にします。

イメージ 1

2004/2/1(日)
ムリビーチに滞在している友人を訪ねて、久々にムリビーチへ。ムリといえば、私が移住後最初に住んでいた地域である。私が当時住んでいた家からほんの50m程のビーチ沿いにあるバンガローでの、BBQパーティーだ。

当時飼っていた犬「ウムカイ」に会えるかな~と期待していたら、案の定、漁をいそしむ2匹の犬が登場。1匹は、なつかしのウムカイだった。2匹は漁に夢中で、私のことを覚えているのかいないのか、名前を呼ぶと反応はするものの、じゃれついてくるわけでもなく、漁を続けているのだった。

ラロトンガの犬は、漁は好きだが、実際に魚を捕っているのは見たことがない。その昔、魚が捕れずに、仕方なく(?)なまこを咥えて走り回る犬を見たことがあるが、そのなまこが内臓を吐き出して、そこら中になまこの内臓が飛び散って、その犬自身も、返りなまこ内臓を浴びていた。その犬はなまこを食べるわけでもなく、また海に返していた。

話はウムカイに戻って・・・2匹は立派なチームプレイで、追い込み漁をしているようだった。やがて、「クウ~ン、クウ~ン」と、ウムカイが鳴き始めた。見ると、必至に前足で穴を掘っている。何か見つけたようだ。私のことなどすっかり無視して、せつない鳴き声を繰り返し、必死に前足を動かすウムカイ。そして、なんと、見事にトリガーフィッシュをゲット!しっかり口に咥えて、ビーチに戻る。早速、食べるのかと思いきや、砂浜の上に捨てて、もう1匹の犬と共に、また海へ戻って行った。半殺し状態で砂浜に放置された憐れなトリガーフィッシュ、いっそのこと、食べられれば成仏もできようぞ・・・

この不思議な行動に関して、2つ推測できる。
ひとつは、「犬にとって、漁は、ただの楽しみである。」食べるために魚を捕るのではないのかもしれない。猫がトカゲを殺すように。
もうひとつは、「トリガーフィッシュは食べられない。」 ラグーン内の魚を食べると、食中毒を起こすことが多いらしい。ローカルによると、魚が食べても安全かどうかは、「蝿がたかる」、又は「犬が食べる」ことで、判断がつくらしい。「ハエがたかる」は、ともかくとして、「犬が食べる」が判断基準とは、食べられてしまっては、肝心の人間が食べることができないではないか。なんと効率の悪い、判断手段! 
・・・ともかく、ウムカイがゲットしたトリガーフィッシュは、「食べられない」魚だったのかもしれない。そういえば、ハエもたかって来なかったし。

どちらにしろ、犬が完璧なチームプレイで魚を捕る瞬間を見るのは、感動ものであった。

イメージ 1

鈴木文雄さんという有名釣り人がいるそうだ。
その有名釣り人が、来月クックに釣り取材にやって来るそうだ。釣り場はアイツタキで、ターゲットはGT(ロウニンアジ)。
魚は食べるの専門の私には、キャッチアンドリリースが基本のゲームフィッシングは理解できない世界である。それは、クックの人々も同じ。魚=食料。熱帯魚を見て楽しむスクーバダイビングも、最初は不思議な存在だったのであろう。
(ちなみに、私は現役スクーバインストラクターであり、魚を見せるのも、仕事である。それでも、魚は食べるのが一番楽しい。)

キャッチアンドリリースと言っても、どうがんばっても魚は弱るだろうし、弱った魚を海に戻したら、サメに襲われる可能性も高くなるし、そもそも、記念写真とか撮ってる間に結局死んじゃう魚もいるだろうし。
だったら、釣った魚は食べればええやん、と、私は思うのだが、ゲームフィッシャーの方々はそうではないようだ。

どっちにしろ、人間の都合なんだから、魚も迷惑やんな。

2004/2/29(日)
友人のボートでのクルージングとスピアフィッシングが、最近の定番の週末アクティビティだが、今日はあいにく、海は大しけ、風も強く、ボートは止めて、ムリビーチでウインドサーフィンに挑戦した。ムリビーチは、正にいい風がたっていて、すでに数人がウインドサーフィン、2人のカイトサーファーも見かけた。ウインドサーフィンは、初挑戦ではないものの、全くの初心者で、30分の格闘後、立つのがやっと、風をキャッチするにはまだまだ未熟である。友人も同じ様な感じで、二人してウインドサーフィンと、海と戯れていた。この真夏の時期は、いくら失敗して海に落ちても、暖かいラグーンは快適である。アクティビティインストラクターのキャサリンが、見るに見かねて、私達にウインドサーフィンレッスンをしてくれた。まあ、彼女がすると、いとも簡単に見えるのだが・・・。ちなみに彼女は、テパニという名の犬を飼っていて、いつも一緒にウインドサーフィンするという。この日も、キャサリンが海に入った途端、テパニが後から追いかけてきて、ウインドサーフィンに飛び乗るや、彼女と共に、セイリングを楽しんでいた。さすが、ラロトンガの犬は、フィッシングはもちろん、セイリング、サーフィンもするようだ。ちなみにキャサリンは、仕事が終わると、テパニをバイクのシートに座らせ、彼女はテパニの後ろに座り、パレオで自分の身体にテパニをくくりつけ、颯爽とバイクで帰っていった。さすが、ラロトンガの犬は、バイクの運転(?)もするようだ。

余談:キャサリンは、北海道のクラブメッドで働いていた経験があり、日本語を理解し、ちょっとしゃべれるらしい。彼女のしゃべる日本語は、私のべたべたな関西弁よりも、よっぽど美しい。
※キャサリンは、現在、高級ヴィラ・ロイヤルタキツムのマネージャーです。(2005年6月現在)

ロイヤルタキツム
http://kanadive.net/royaletakitumu.htm

イメージ 1

2004/5/26(水)
今日、朝一に、ザトウクジラの母子を目撃した、という報告が!例年7-10月がザトウクジラシーズンですが、今年は1ヵ月以上も早い到着のようで、去年に引き続き、クジラ当たり年を予感させます。更に、ラロトンガ周辺には棲息しない、と思われていたイルカ、ジンベエザメ、マンタも、報告されています。どうやら、イルカは時々ラロトンガ周辺までやって来るらしく、フィッシングチャーターボートに乗っていると、見る機会もあるようです。ジンベエザメとマンタに関しては、おそらく餌を追って海流に乗って、ラロトンガまでやって来たのだろうと推測されます。どちらもプランクトンを餌としているし。でも、もし棲息しているとしたら、スゴイことですよね~。ラロトンガのダイビング、ますます目が離せません。

↑このページのトップヘ