クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2007年01月

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1月15日発売、SALT WORLD VOL.62 に、クック諸島のコラムが載っています。
鈴木文雄さんの連載【海道釣紀】で、カラー6ページです。
実は、鈴木さんの滞在中は、毎日強風で、釣果はイマイチだったのですが、このコラムを読むと、それでも釣りはおもしろいものなのだな、と、感心します。釣りは、とっても奥が深いようです。

スクーバダイビングもそうですが、自然相手のレジャーは、当たりはずれがあります。
だからおもしろいのですが、今回は天候が悪くて残念だったね、と、割り切れる人は、かなりの達人の域に達していると思います。
遠いところに行く・高いお金を払う、と、どうしても大物を期待してしまうのが、常人ってものです。

しばらく釣りをしてませんが、鈴木さんのコラムを読んで、またやってみたくなりました。
釣りたての新鮮な魚、食べたい。。。(結局、食い気ですか。)

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クック諸島でドラッグクイーンコンテストがありました。
その名も【Jewel of the Island - 島の宝石】
コンテスト会場は超満員。今回が初イベントですが、もしかしたら来年から毎年恒例のイベントとなるかも。
ドラッグクイーンとは、ご存知の通り、【おかまちゃん】!
クックではレイレイと呼ばれており、クックだけでなく、ポリネシアの国々では、レイレイにやさしい環境のようで、たくさんいます。
輝かしい、初・ミス・島の宝石、は、横綱、ウルフ千代の富士似のおかまちゃんでした。

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ラロトンガ島西海岸に、【ブラックロック】という名所?がある。
ブラックロックは、死者の魂が天に昇る聖なる場所である。

青い空海、白砂、黒い火山岩、という色のコントラストが美しく、絵になるビーチでもある。
ブラックロックの背後に沈む夕日も美しい。

ブラックロックは、ローカルキッズご用達のダイブポイントでもある。
岩の間が砂地で水深が2m近くあるので、飛び込みに最適なのである。
夏場はいつでもローカルキッズで賑わっているブラックロック。
たまに大人も混じって、飛び込み遊びしていて、ほほえましい。

飛び込みしなくとも、岩の周りは砂地で水深も1m以上あるので、泳ぐだけでも楽しい。
ローカルご用達の、おすすめビーチです。

本日、仕事納めです。そう、ここはまだ大晦日。
特に、昨日今日は鬼のような忙しさで、しかも、難しいお客様も結構来ました。
こういう難しいツーリストが増える位なら、クック諸島は一生マイナーなリゾートでいい、と思ってしまいます。わがまま放題の難しいツーリストに少しのお金を落としてもらうよりは、今のままでもいいから、住民の静かで平和な生活を守りたいです。

ここは、ニュージーランド自治領とはいえ、独立国。島国で小国。それなりにリゾート開発されているとはいえ、ハワイやゴールドコーストのような大リゾートエリアとは、全く違うんです。

年末の土日は、アクティビティがお休み。
元旦と2日は、国民の休日なので、アクティビティはもちろん、島中全てがお休み。
「することがない!!!何すればいいんだ!!!」
せっかくクック諸島を休暇先に選んだんだから、思いっきり「何もしない休日」を楽しめばいいのに。
リゾートは営業しているんだから、リゾートのイベントを楽しめばいいのに。
っていうか、ビーチがすぐそこにあるんだから、、、

「なんで、国際免許証が通用しないんだ! 免許発行に10ドル?笑わせるな!」
はい、ごもっともでございます。ぼったくり、だとも思います。でも、たった10ドル。
しかも、ニュージーランドで使用可能、さらに、各国での国際免許証発行手数料より安いのでは?
それに、私達に文句言われても困るんです。クック諸島政府、更に、保険会社のポリシーですから。。。

「なんで、バジェットメンバーシップ割引が通用しないんだ!」
クック諸島のバジェットは、フランチャイズで名前を使っていますが、オーナーはクック諸島ローカルです。よって、インターナショナルではありません。
クック諸島国法律により、外資本50%以上のビジネスはできません。
だから、クック諸島には、マクドナルドが無い・・・!

「ここって何でも高い。ランチが15ドル! 日本だったらセットで700円位やのに!」
日本でたっぷり納税してる人に、言われたくありません。
私達は、時給5ドル(最低賃金)の中から、節約して、物価が高いと思いながらも、隣国のリゾート立国ようにデモやクーデターを起こすこともなく、お互い助け合いながら、細々と生活しているのです。

他にもいろいろあるけど、せっかくの年越し、幸せな気分で新年を迎えたいので、愚痴はこのへんで。
クック諸島では、まだ明けてないけど、明けましておめでとうございます。

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