クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2007年10月

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久々にダイビングしました。ラロトンガでは、1年ぶりくらいです。
ビーチダイブで、目的はケーブ内に潜んでいるイセエビ。
タンクをかついで数百メートル歩き、エントリー、流れにのって外洋直前のケーブまで行き、イセエビ漁の後、流れに逆らってビーチに帰ってくる、というハードなダイビングです。

現役から1年以上経っているので、かなりの体力の衰えを感じました。
それに、ウエットスーツ。きつくてきつくて、血行が止まるかと思いました。。。。。

本当に疲れましたが、ダイビングは、イセエビのお土産を抜きにしても、素晴らしいものでした。
ウミガメ、サメ、エイ、等々、たくさん見られました。
やっぱり、流れがあるところの方が、魚が多いような気がします。
ダイブログは、メールマガジンの【カナダイブ】次号で、詳細にレポートします。
http://www.mag2.com/m/0000122842.html

合計4匹のイセエビが捕れました。
調理方法は、さっと茹でて、半分に割ってガーリックバターをたっぷり塗って、バーベキューでバターが溶けるまで焼く、というシンプルなもの。
イセエビの甘さがひきたって、絶品でした。頭のミソやらをすすって食べているのは、私とフレンチインストラクターパトリックのみでしたが。。。
ここが一番おいしいとこなのにねえ。

ラロトンガは素晴らしい晴天が続いています。
しかしながら、快晴が続きすぎて、深刻な水不足が問題になっています。
私の勤務地であるエッジウォーターリゾートにも、先週末から毎日給水車が来ています。
もちろん我が家も水不足で、シャワーの水が出ないこともしばしば。
しょうがないので、近所の公共ビーチに泳ぎに、というか、行水に行ってます。
海水で身体中を洗い流してから、公共水道の水で身体をさっと流して終了。
同じような家庭が多いのか、近日、公共水道は人だかりができています。
こんな状況だというのに、リゾートでは、ゲストがスパやジャグージを遠慮なく使っているのかと思うと、複雑な心境です。

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ニュージーランド航空 日本支社 営業本部長 Hans様が、クック諸島に視察旅行にやって来ました。
ラグジュアリーリゾートをメインとした視察で、私もラロトンガのリゾート見学に同行しました。

Rumours of Romance という1泊1500ドルの超高級ヴィラは、私も初めて直接部屋の中を見ることができましたが、すごい・・・
プライベートプールとジャグージ付の庭(写真)に、広いラウンジ・フルキッチン・シアタールーム・天蓋付ベッドの寝室、どの部屋からも、目の前のラグーンが見えます。ガラス張りのシャワールームにビーチに張り出したバルコニーからは数歩で海です。
ラロトンガでは、おそらくここが最高級でしょう。
Rumours of Romanceは、年間を通してほぼ満室だそうで、この日たまたま空室があって、部屋を見学することができた私たちはラッキーでした。

アイツタキでもそうですが、クック諸島では、高い部屋ほど予約が取りにくいようです。
世の中には、お金持ちがたくさんいるってことですね!

Hans様は、合計7件のリゾートを視察しましたが、おめがねにかなったリゾートはあったのでしょうか?
今後の展開が楽しみです。


Rumours of Romance ホームページ
http://www.rumours-rarotonga.com/Rumours/Welcome_IDL=6_IDT=66_ID=257_.html

写真は、クラウンビーチリゾートの夕焼け と、Rumours of Romance のプライベートプールとジャクージ。

日本にいると、捕鯨問題はほとんどクローズアップされないが、国際社会では、大問題である。
日本に住んでいるときは、全く考えたことなかったが、海外では、日本人というだけで、

日本人ってクジラ食べるんでしょ?
捕鯨に賛成なの?

てな話題が繰り広げられたりする。
そんな話を出す人は、皆、反捕鯨で、反捕鯨の知識をひけらかされる。
日本の捕鯨がいかに残虐で国際法を無視した行為で、重大な罪である、かのように。
私は、反捕鯨派の知識は、かなり偏っているように感じるのだが、私自身、日本の捕鯨問題をよく知らないので、意見を言うことは控えてきた。
私は反捕鯨派であるが、しかしながら、日本のことを悪く言われるのは不愉快である。

最近、クジラ博士とゆっくり話す機会があったので、改めて考えてみた。

クジラ博士の問い

日本が調査捕鯨で絶滅危種といわれているクジラを捕獲し続けることに対して、日本人はどう思っているのか?

私の答え

何とも思ってない。 どうでもよい問題。

クジラ博士はショックを受けていたが、これが現実だと思う。
日本国内では、捕鯨のニュースが取り沙汰されることは滅多にないし、そもそも、日本が調査捕鯨で年間数100匹ものクジラを殺していることを知っている人はあまりいないだろう。
私自身、年間数百匹という数が、多いか少ないか、さっぱり見当つかない。
残念ながら、クジラのことを考えるほど、日本人は暇じゃないんですよ、クジラ博士。
ということで、結論を出した。もちろんクジラ博士は納得していなかったが。。。

捕鯨、本当に止めればいいのにね。ま、止められないんだろうけどね。。。

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