クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2007年11月

数週間前まで深刻な渇水だったのに、先週末から毎日大雨です。
恵みの雨とはいえ、こう毎日続くと、旅行者だけでなく、私たちローカルも、ウンザリです。
小川があちこちで氾濫し、水道水に泥が混じります。よって、白いものの洗濯はできません。
バスタブに水をためようものなら。。。麦茶のような色ですよ、きっと。
我が家にバスタブはないから関係ないんですけどね。

ちなみに、リゾートでは、水道局からの配水ではなく、自前の貯水タンク使用のため、大雨洪水による水の濁りはないものと予測されます。

水が出ないのは本当に困りましたが、水が出ても透明でないのも困ります。
まあ、慣れましたけどね。

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先日、エッジウォーターリゾートのビーチ及びラグーンが、ラウイとなりました。
ラウイとは、生物保護のため一定期間禁漁となったラグーン、いわば、海洋保護区のことです。
ラウイ内では、釣りはもちろん、原則として貝殻でさえ持ち帰ってはいけません。

リゾートのセキュリティがいつもより多く正装で出勤していたので、何事かと思ったら、ラウイの儀式、とのことでした。
国の偉い人や地主が招待され、数人のスタッフは、伝統的な衣装を身に着け、(といっても半分裸なんですが。まあ、それが儀式での正装なんですが。)儀式の開始はホラ貝で、クック伝統ドラム演奏の中、海に祈りを捧げ、無事にラウイの儀式が行われました。

ラウイは、原則2年で、2年毎にラウイ区間が変わります。
ラグーン内の生物が回復し、2年後また私たちがシーフードを採取できるように、という自主規制です。
ラグーン内で釣りをする場合は、このラウイに気をつけてください。
キャッチアンドリリースでも、ラウイでは罰金を取られます。

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