クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2009年09月

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ウラ とは、クックアイランドマオリ語で、踊り・踊るという意味です。

ウラはクック諸島民の生活から決して切り離して考えることはできません。
クック諸島の赤ん坊は、歩き始めるよりも先にウラを始めます。
ドラムビートが聞こえると、やっとつかまり立ちできる赤ちゃんは腰をフリフリ、ハイハイできる赤ちゃんは、足をバタバタさせて、ウラを始めます。 本能ですかね。

数年ぶりに、TE MAEVA NUI に行ってきました。
リゾートのアイランドナイトディナーショウとは一味違った、ローカル色濃くオリジナリティに溢れたダンスと音楽に、しびれました。

写真は、アチウ島チーム。ダンスではなく、合唱の部だったのですが、ご覧のように、みなさん立ち上がってウラってます。観客も、舞台の前でウラってます。
便乗して私も。。。と思いましたが、恥ずかしいので、終了後、バーのダンスエリアでウラってみました。
ラロトンガのバー・クラブでは、流行のダンスミュージックに混ざって、ローカルダンス曲も流れます。
客層も、やっと成年に達した若者から、おじいちゃんおばあちゃんと、幅広い年齢層です。
それまでR&Bでグルービイに踊ってたローカルは、音楽がクックのドラムビートに切り替わった途端、ローカルダンスを始めます。
基本的に男女ペアダンスなので、ひとりでウラってると、どこからともなくイケメン男性現れて、リードしてくれたりするものです。

ただし、あなたが男性の場合は、ひとりでウラっていると、恰幅のいいお母さん、又は、おかまちゃんが、どこからともなく現れて、リードしてくれますよん。

ほら、恥ずかしがってないで、あなたもウラ!ひとりでもウラ!ウラ!ウラ!

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テマエバヌイ って何やねん?

クック諸島の年中行事で最大のお祭りです。
クック諸島独立建国記念日7月付近にやるものだと思っていましたが、今年は9月です。
クック諸島15の島の代表が一同ラロトンガに集まり、伝統パフォーマンスを競い合います。
今年はおそらく、北クック諸島の代表者の交通費をクック諸島政府が捻出できなかったことが、2カ月遅れの原因でしょう。
ちなみに今年は9月11~17日開催です。

クックの伝統パフォーマンスといえば、ダンス、合唱、ドラム演奏、etc とても見ごたえのある内容で、丸1週間、公民館にて、毎晩パフォーマンスが繰り広げられます。
島によっても特徴が違うし、リゾートでの名物ダンスディナーショウ・アイランドナイトとはまた違った、ローカル色の強い演出です。

まあ、今冬は、本当にイベントが多いこと!
ネットボールユースチャンピオンシップにテマエバヌイ、10日後にはパシフィックミニゲームです。
さすが、リセッションフリークックアイランズ! クック諸島に不景気の風は吹かないのです!



写真は、TE MAEVA NUIの余興? ダウンタウンでのフロートパレード。

Pacific Mini Games Cook Islands 2009
という大イベントが、今月クック諸島で開催されます。
太平洋の21カ国が参加、15競技で競い合う、プチオリンピックです。

参加国
American Samoa Palau
Cook Islands Papua New Guinea
Federated States of Micronesia Samoa
Fiji Solomon Islands
Guam Tahiti
Kiribati Tokelau
Nauru Tonga
New Caledonia Tuvalu
Niue Vanuatu
Norfolk Island Wallis and Futuna
Northern Marianas

9月のクックは例年繁盛期なのですが、今年は例年以上に忙しいです。
普通の観光客に加えて、アスリートとサポーターetcで、ラロトンガが、珍しく活気づいてます。

ラロトンガのスポーツ競技会場、写真で見ると、結構立派ですね。実物は。。。。。

http://www.sportingpulse.com/assoc_page.cgi?c=2-4592-0-0-0&sID=146416

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