クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2010年01月

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今、1階部分の壁を建てています。
鉄網で発泡スチロールをサンドイッチしたようなパネル、これが壁の骨組みとなります。
骨組みができたら、窓やドア部をカットして、ショットクリートというコンクリートを両面に吹き付けます。壁厚は150mmです。
3D工法と呼ぶそうで、日本では馴染み無い造りですよね。(今はあるのかな?)
サイクロンや地震でも倒れない、耐災害ショットクリートハウスだそうで。。。
アメリカや中国で普及しているようです。
もちろん、我が家がラロトンガ初の3Dパネル・ショットクリートハウスです。

建築には全く疎い私、こんな簡単?(少なくとも素人には簡単に見えてしまう)な方法で、そんな強靭な家になるのか?という疑問がありますが、、、夫は自信満々。

来月は、いよいよ1階部分のショットクリート吹き付け工事です。

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日本では自宅でお酒を造ることは違法ですが、クックではホームブルウ、【ツムヌ-TUMUNU】が一般につくられています。

原料は、パイナップル、オレンジ、マンゴー等々、季節の果物です。
味は、甘みはあるのですが、原料が何かわかるほどフルーツ風味は残っていません。
アルコール度数は計り知れませんが、たぶん、かなり強いお酒のようです。
これを、ショットグラスに注いで、参加者全員で順番に回しのみをするのが、ツムヌの伝統です。
もちろん、自分の順番が回って来る間は、ビールやワイン等、自分の好きなものを飲んでいるわけですから、ちゃんぽん効果?もあり、かなり酔いが回ります。

島国好きな方なら、お気づきかもしれません。そう、【カバ】の儀式に似てますね。
フィジーやバヌアツでは、カバは日常茶飯事で、昼間からカババーなるものが存在するらしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B4%E3%82%A1

クック諸島では、その昔、キリスト教宣教師達によってカバは禁止され廃止されてしまったので、
カバの代用品として、ツムヌが発明された、らしいです。(事実かどうかは不明)
キリスト教的には、ツムヌもタブーなわけですが、何でツムヌは規制されなかったんでしょうかね。。。

ま、細かいことは置いといて、クリスマスからお正月のホリデー期間は、ビーチでの宴会が毎日のようにあり、宴会に参加=TUMUNUに参加、ということになり、みんなかなりへべれけになるわけです。もちろん私も。。。ビーチサンダル失くしました。裸足で帰宅したみたいです。酔っ払ってたので、翌朝まで気づきませんでした。。。


写真は、へべれけの大人たちのそばで、無邪気に遊ぶ子供達。

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

去年のクリスマスとお正月は、振替休日を入れて4連休だったため、クリスマスから1月5日の今日まで、おかげで良い充電ができました。
レストランや現地ツアーでも、クリスマス前から1月半ばまで、休んでいるところもあります。
この時期にクック諸島に旅行に来た人は、【観光地なのに信じられない】と、戸惑うようです。
ま、それもこの国の良いところ。。。

写真の花は、ティアレ・マオリ。
香りがよく、歓迎用の生花の首飾り(クックでは【エイ】、ハワイでは【レイ】)によく使われている花です。
ラロトンガ空港に到着し、出国ゲートを出ると、エイをかけてもらえます。
特にこの時期のラロトンガ空港は、里帰りのクック人を待つ人々のエイの香りが充満しています。

ティアレ・マオリの花びらは通常6~7枚。たまに、8枚花びらののものがあるのですが、四葉のクローバーのように、8枚花びらのティアレは、幸運の印とか。
私のラッキーナンバーも、末広がりの8。新年早々、これは縁起がいい。
2010年、良い年になりそうです。

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