クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

2010年10月

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マイホーム完成が大幅に遅れています。3年位遅れているんですけど。
アイランドタイムでしょうか。切なさを通り越して、もはや悟りの境地です。

そんなこんなで、今や、ランドスケープにかける予算が全くありません。
美しい南洋植物を随所に施した、リゾートのような庭を想定していたのですがね。
まあ、予算のことは、予想内のことです。もうどうでもいいや。

とはいえ、借家の花壇に植えたヘリコニアが、予想外に激しく育ち、勝手に増殖しています。
ヘリコニアって、一旦根付くと、こんなに生命力の強い植物だったんだ、と感心しております。
思えば、2年前、人ん家の庭でこっそり掘り起こした5cm程の新芽たったの3-4つが、今、こうして元気に花を咲かせているのだと思うと、本当に感慨深いです。

http://blogs.yahoo.co.jp/rarotongakana/58327720.html

ヘリコニアの生垣も、もはや夢ではありません。
週末、株分けしたヘリコニア、植えてきました。以前紹介したティパニ、プルメリアも。
マイホームが完成する頃には、立派な生垣になっていることを期待して。。。

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クック諸島では、年に数回、フィッシングコンペティションがある。

フィッシングコンペティションとは、その名の通り、釣りの成果を競うイベントである。

たいていは1日の釣果であるが、連休2日間、アイツタキ島と共同でのコンペも開催されることもある。

賞は、最も大きな魚を釣った者、又、トータルで最もたくさん釣った者に与えられる。

コンペティション参加資格は、クック諸島フィッシングクラブのメンバーであること。
年間$20の会費で、フィッシングクラブ・バーでの料金が割引になる。

最近、知り合いからおすそわけのマグロをもらい、サシミ、イカマタ、炙り、タタキ、カルパッチョ、カツ、とマグロづくしな毎日だったのだが、どうやらどの釣り船でもよく釣れているようで、スーパーでもスモークフィッシュ等の加工品が販売されるようになった。ちなみに、生の切り身はスーパーには無く、魚屋で買う。冷凍してない新鮮なマグロが、NZD18/kg。日本円でキロ約1200円。

釣りはあんまり好きではないのだが、これだけ釣れているのなら、さぞかし楽しいだろう、しかも最近毎日凪だし、日本で新調した耐水性カメラも試してみたいし、久しぶりに釣りに出てみようかな、という気になっていた。
5:30am出港が、ちょっとキツイかな、と思っていたが。。。。。コンペは土曜日。

金曜日は夜中までダウンタウンで飲んでいたので、案の定寝過ごした。。。。。無念。


写真は、ラロトンガ東海岸アヴァナパッセージでの月の出。しかも満月。
うっとりするくらい美しい夜でした。

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ティパニの花は、その愛らしい姿と甘い香りが特徴で、エイと呼ばれる歓迎用の首飾りや、頭に飾る花輪にもよく使われます。
南国らしく、育て方も難しくないので、日本でも人気の植物のようです。

今回は、ティパニの薬効を紹介します。
ティパニの葉や茎を切ると、切断面から白いミルクのような樹液が出ます。
この樹液は毒があるらしく、皮膚炎を起こすらしいです。私は炎症起こしたこと無いですけど、皮膚の弱い人は要注意ですね。
ちなみに、この白い樹液は花の部分からは出ないので、ティパニの首飾りを直接皮膚につけても特に問題はないようです。

さて、この毒とされているティパニの樹液ですが、驚く効能もあります。

この毒と言われているのティパニの樹液が、蜂刺されに効くのです。

こちらではワスプと呼ばれている黄色い蜂。
たぶんアシナガバチの一種だと思いますが、結構どこにでもいます。
特に攻撃的では無いのですが、刺されるとたいへん。
まず、鋭い激痛。半日くらい続きます。で、患部は腫れあがり、ものすごい痒みを伴います。
アレルギーやショックを起こす人もいるので、虫刺されと言えど、侮れません。
ショック症状や眩暈等を感じたら、病院に行く必要がありますが、とりあえず、ワスプに刺されたら、患部にティパニの樹液を塗るのです。すぐに塗らないと効果はありません。
これで、激しい痛みと腫れから免れることができます。ティパニの毒が、蜂の毒を消すのでしょうか?

私も久々に刺されました。1年に1度は刺されますね。
ガーデニングとかしてるとき、建設中の小さな巣に気づかず、枝を剪定して刺されたり。

でも、今回はバイクの運転中に刺されました。運転中、ぎゃあ!って、大声あげましたよ。
犯人は、ジャケットの中に隠れていたようです。昨日まで普通に着てたジャケットです。
運転中なのでどうしようもなく、運転続行。
ワスプはミツバチと違って、刺しても死にません。針も復活するらしいです。
でも、さすがに2回も刺さないと思ったら、、、、、また刺されました。
痛みに耐えかねて、バイクを止めてジャケットを脱ぐと、いましたよ。ワスプが一匹。

幸い、ティパニの木はどこの庭先にもあるので、すぐにティパニの葉を取って樹液を患部に塗りました。
ティパニが効いたせいか、痛みは治まりました。効くもんですね。

しかし。疼痛は無くなったものの、激しい痒みと腫れはまだあります。患部は熱を持っていて、反対側の二の腕と比べると、太さは2倍になった気が。。。

みなさん、ワスプにはくれぐれも気をつけてください。

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クック諸島の総選挙が11月にあります。

島中が選挙運動ムードに包まれています。
テレビや新聞等のメディアではサポーターの演説、候補者の演説の日時の宣伝広告が増え、村には候補者の看板が立てられています。
民主党とクック諸島党の2大政党があるのですが、私にはあんまり掲げている政策の違いがわかりません。
しかも、党員が党を変わったりすることもしばしばあり、何のための政党なのだか。。。
ちなみに、現クック諸島首相は、マンガイア島出身、民主党です。

我が家にも、候補者がチラシを持ってきたりするのですが、そのチラシの内容が。。。

 スマイリー××に一票を!(名前は本人の名誉のために伏せます)
 家族思い!
 コミュニティ思い!
 信仰心深い!
 頼り甲斐がある!
 信用できる!

普通、こういうチラシって、公約とか記載されて然るべきだと思うのですが、全く触れてないし。。。しかも、頼り甲斐とか信用できるかどうかなんて、自分で言うもんじゃないですよね?

更に、選挙運動期間の風物詩。
あちこちで、バーベキュープレートが配布、又は、安価で販売されていること。
バーベキュープレートとは、バーベキューで調理した肉、魚、ソーセージとサラダ・タロイモ等の付けあわせを一皿に盛ったもの。バーベキューはもちろんその場で調理しています。
候補者の後援の方々が、選挙運動の一環として行っています。

もちろん候補者の演説の際には、無料で配布されることもあり、

村民の胃袋を最も満たした候補者が、選挙に勝つ!

と言われています。


私の村ではパッとした候補者がいないのですが、やっぱりスマイリーさんだけは信用できない。。。。。

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関西人必見!

今月号のRicherに、クック諸島の特集が掲載されます。なんとどどーんと11ページ!
Richerは、京阪神の女性向けタウン情報誌。
http://www.lmagazine.jp/richer/
読み応えたっぷりのクック諸島特集、関西圏の方は、今すぐ本屋で立ち読みしてください。

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http://ttravel.jp/orgtour/1009/143000/

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