ラロトンガの10歳の少年、仰天!イノベーション!

クック諸島にCovid-19感染者はまだいないのですが、今週から全校休校、国内線運休、CODE YELLOW と呼ばれる社会的隔離策を村ごとに実施しています。村ごとに緊急対策本部が置かれ、村から不要の外出は控えるよう呼びかけられています。(詳細はhttps://covid19.gov.ck)
暗いニュースが続く中、ここ最近で、最も感動?した、ニュース。
10歳の少年の驚愕のイノヴェーション!
10歳の少年マニが、社会的距離、2mの距離を常に意識するために発明した、スペシャルコロナスティック。
2Mの長さにカットしたハイビスカスの枝を、1本2ドルにて販売。
初日の売り上げは、10本。
おじいちゃんが、孫たちに、SOCIAL DISTANCINGがいかに大切かということを教えた時に、マニが思いついた発明品だとか。
ハイビスカスを切って、まっすぐになるよう小枝をそぎ落とし、削り、乾燥させ、塗装、という、2ドルではとうてい元が取れない労働力と思うのだが、マニのアイデアにきっちりと向き合い、手伝ってあげるおじいちゃんの優しさよ。そして、経済を学び、企業家マインドを育てる、すばらしい教育方法。
さらに、買ってあげた人たちの優しさ。
世界は、優しさでできてるんだなあ。こんなラロトンガがやっぱり大好きです。

http://www.cookislandsnews.com/national/local/item/76439-boy-s-innovation-that-sticks-out?fbclid=IwAR0jBzgaaCDb0p8LfIwJQkuCoUWjx-3opC59fqkoDgMo1rNhBWGOwbLmjho