クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

カテゴリ: ダイビング

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クリスマス休暇、お正月休暇、どちらも4連休でしたが、雨の多かったクリスマス休暇は家の敷地から一歩も出なかったのに、お正月休暇は、晴天続きで、毎日ビーチに出かけてました。

そして、せっかくの休みなので、久々にダイビングしました。最後のダイブは2015年アイツタキで、「世界さまあ~リゾート」の取材。ラロトンガでのダイブは。。。思い出せないくらい久しぶりです。
波なし風無し。水温は28度。最高のコンディション。

ポイントは、Avaavaroa Dropoff と Papua Passage。

久々の水中世界は、真っ青で自分の息しか聞こえない、非日常の世界。

10年前までは、水中にいる方が日常だった現役スクーバインストラクターの頃と比べて、私自身はすっかり変わってしまったけど、海の中は、ほとんど変わってないように見えました。

たくさんのリーフフィッシュはもちろんのこと、ドロップオフではマダラトビエイの群れ、イソマグロの群れ、パッセージ入り口付近ではアオウミガメが見られて、とても満足なダイビングでした。

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クック諸島でスノーケリングと言えば、

①グラスボトムボートラグーンクルーズで訪れるスノーケリングスポット
②アロアビーチ THE DIVE CENTRE,THE RAROTONGAN BEACHRESORT前
③ティキオキビーチ FRUIT OF RAROTONGA前
が、ラロトンガでは代表的なポイントです。
①は、実はティキオキラグーンの沖の方なんで、③とかぶっていますが。
全て、ラグーン内なんですね。

今回は、外洋でのスノーケリングのご紹介です。
ラロトンガ島には水路がいくつかありまして、その水路から泳いで外洋に出ることができます。
ですが、そのほとんどの水路が遊泳禁止なんですね。
理由は、潮の流れ早く危険で遊泳には向かないからです。
一応、ビーチには注意喚起の看板が立っているのですが、海に監視員がいるわけでもなく、自己責任で泳いだりサーフィンしたりする人たちはいるわけです。
私も遊泳禁止区域でビーチエントリーのダイブを何度もやりました。もちろんプライベートで、自己責任です。スクーバダイビング講習で、生徒ダイバーに教える真逆のことをしていたわけです。

私のことはともかく。

そんな危険なことをしなくても、外洋でスノーケリングを楽しむ方法があります。
ダイビングサービスで、スノーケリングツアーに参加することができる、というのは、実はあまり知られていないような気がします。
ダイブサービスは、ボートに余裕があれば、ダイビングしない人も、ボートに乗せてくれます。
もちろん料金はダイビングとは全く別の設定です。スノーケラー料金、ボートフィー等、サービスによって名前は違いますが、要は、スクーバダイビングをしない人がボートに乗るための料金で、たいていは、スノーケルの器材レンタルも含まれています。
とりあえず、スノーケリングツアーと、ここでは言っときます。
スノーケリングツアーに参加すると、ダイビングボートで外洋のダイブポイントに行き、スノーケリングを楽しむことが簡単にできるんですね。
ラロトンガの海は、透明度が高いので、水底がボートから見えてます。ダイブポイントのスタート地点は水深10-15mです。そこから、岸に向かって泳ぐとリーフの切れ目に魚がたくさんいます。水深3-5m位のところが、魚との距離も近く、スノーケリングには最適です。
また、遊泳禁止区域の水路内でのスノーケリングも、スノーケリングツアーでは可能です。
ラグーン内のスノーケリングでは見ることのできない魚の群れや、ウミガメ、マダラトビエイ、リーフシャークを間近で見ることができるかもしれません。

気軽さでいうと、やはりビーチエントリーのスノーケリングが安全でお手軽ですが、スノーケリングファンのみなさま、スノーケリングツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
この時期、クジラに遭遇する可能性もあります。スノーケリングでクジラとランデブーなんて、一生の思い出になりますよ。


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クック諸島は、イースターホリデイで4連休。久々にダイビングに行ってきました。

利用ダイブサービスは、REEF TO SEE。インストラクター・パトリックとは元同僚、もう10年近くの付き合いです。
http://www.facebook.com/AdventureCookIslands?ref=ts

私のダイビング器材は、もうどこにあるかもわからないくらい使ってないので、レンタル器材を利用することに。私の器材とは大違い、まだ新しくて手入れの行き届いた器材です。

本日のポイントは、ルタキドロップオフとパプアパッセージ。

快晴、穏やかな海、で、まさにダイビング日和。水深15m付近にアンカリング。海底の地形がわかる位クリアな海で、期待が高まります。

色とりどりの熱帯魚が群れる中、ドロップオフへ進みます。
水深は徐々に深くなり、25m付近でホワイトチップリーフシャーク発見。4匹いました。
そしてここからは水深4000mの海になるので、水深に気を付けながら近づけるだけ近づきます。
すると大きな靄があり、それがバラクーダの群れであることに気づき、ますます興奮。
さらに、大型のイソマグロが目の前を泳ぎ去っていきます。

水深35m付近でこの海中ショーを見ていたので、DECOが心配になり、パトリックの姿を探すと、10m位頭上にいました。私はダイブコンピューター持参してないので、このへんで水深を上げて、徐々に帰路に戻ります。
こういうとき、ダイブコンピューターが必要だと思うんですよね。できればギリギリまでいたかったんですが。

2本目はパプアパッセージ。こちらはパッセージから海岸へと向かう、水深の浅いポイントで、透明度はあまりよくないのですが、(10-20m位?)魚影が濃く、巨大なフグがたくさん見られる、フグフェチにはうれしいポイントです。あと、ウミガメも見られます。今回は3匹ウミガメがいました。


クック諸島のダイビング、1-4月は、水温がMAXに温かい時期です。レンタルの2-3mmショーティーで、快適に潜れますので、Cカードお持ちのファンダイブの方も、未経験の方も、ぜひ、ダイブツアーに参加してみてください。 


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クック諸島ラロトンガにて、4年以上、ダイブインストラクターとして働いたが、恥ずかしながら、魚の名前がイマイチわかりません。

日本や他の海外で趣味としてダイビングしても、

この魚が見たい!

こんな珍しい魚を見た!

という衝動や感動よりも、海中世界全体を、映画を見るように楽しんでいたものです。

マクロ派ダイバーとか、フォト派ダイバーとか、地形派ダイバーとか、ダイビング雑誌やサービスでは、何かと名前を付けて分けたがるようですが、私はどこにも区分けできないダイバーでしょうか。

少し脱線しますが、草食系とか肉食系とか、森ガールとか、歴女とか、日本人は、本当に勝手に名前をつけて区別するのが好きですね。


クック諸島のダイビングのお客さんのほとんどがニュージーランド人(キウイと呼びます。)だったのですが、キウイダイバーは、まず、ログブックをつけません。ダイビング後に魚図鑑を見ることもほとんどありません。
魚の名前を聞かれることも、ほとんどなかったですね。
ログブックをつけるのは、もっぱらオープンウォーターダイバー講習の海洋実習の後。
ほとんどの生徒ダイバー達は、魚をゆっくり見てる余裕は無いので、ログブックも適当です。


日本人ダイバーは、魚の名前に詳しく、同じ魚でも生息地域によって模様や色が違うとか、元ダイブインストラクターの私よりもよっぽど詳しい人が多いので、たまに日本人ダイバーのガイドをすると、驚きが多かったです。


今日、紹介するのは、ハナダイ、ハナゴイ、と呼ばれる小さな桃色の魚達。
紫がかったピンク色の身体に、黄色の背びれと尾びれのコントラストが素敵です。
日本の海水魚図鑑に載っていないし、Webで探しても和名が無いので、日本にはいない種でしょうか。
いつも海中で見ていたのですが、たまたま、地上で見る機会がありました。
その魚の色の美しさにはっとし、名前を探したのです。
25m以深で、小さな珊瑚の根に群れており、深いからか、海中では体色はブルーっぽく見えるのです。
まさか、海中ではウメイロモドキの赤ちゃんみたいな見た目のハナゴイ達が、地上ではこんなにも美しい発色なんて。

写真はWebからの借りものです。あの、ハッとするような配色が出ている写真が見つからなかったのが残念です。


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スクーバダイビングはスポーツなのか?
Yahooカテゴリではスポーツ>マリンスポーツとしてますが、スクーバダイビングは私にとってはスポーツではなく、「癒し」です。

ダイブインストラクター時代は、ダイビングは「仕事」でしたが、今となっては贅沢な休みの過ごし方、「癒し」です。
そう、日本で夏の週末にダイビング旅行に出かける感覚にもどりました。

お客さんとしてラロトンガの海を潜るというのは、いまだに新鮮で、ラロトンガの海も捨てたもんじゃない、と実感しました。

元同僚パトリック率いる REEF TO SEE。ラロトンガの現役ダイビングガイドとしては、一番経験値が高い、ベテランインストラクターです。英仏独語を自由に操り、カリブやパラオでのインストラクター経験もあります。
そんな彼が永住の地として選んだのが、クック諸島ラロトンガ。私達とは家族ぐるみの付き合いです。

ところで、ダイブログ付けって、日本独自の習慣なんでしょうか?
クック諸島では、講習以外でログ付けにしっかり時間を割くダイバーって、少数派です。
今日も、ニュージーランドのかなりなベテランダイバーが一緒に潜りましたが、ショップに戻るなりさっさと宿に帰って行きました。

なので、ダイブログは無しです。水温は26-27°。透明度は標準。25mくらい。
ダイブポイントは、パラダイスとマタオラレック。
パラダイスは、パトリックは違う名前をつけてましたけど。
ハードコーラルが発達してて嬉しい驚きでした。魚の種類も多く、フィッシュウォッチングは十二分に楽しめました。
2本目は透明度20m弱イマイチでしたが、水中生物の生態を見られて、非常に楽しめました。

1.ミノカサゴ3匹の捕食シーン。美しく優雅に漂う姿とはウラハラに、大口を開けて掃除機のごとく吸い込む様は圧巻。しかも3匹。

2.ドクウツボを狙うカスミアジ。双方かなり興奮状態でした。カスミアジは興奮すると体色が変わるのでしょうか。とっても綺麗でした。ドクウツボは。。。ウツボは私はトラウマ体験があるので見るのも嫌です。

3.タイマイとのランデブー。タイマイは、ウミガメの中でも希少種。ラロトンガでは高確率で見られます。マスクにぶつかりそうなほど、向こうから寄ってくれました。カメって視力が悪いのか???

4.ネムリブカ。ホワイトチップリーフシャーク。私が水中で出会って嬉しい生物ナンバーワン、鮫。その姿はいつ見ても美しい。。。

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