クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

カテゴリ: ラロトンガ

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朝もやに覆われたラグーンが、磨き上げたガラスのように凪いでいて、その光景があまりにも美しく、珍しく車を停めてラグーンに入った。
干潮のラグーンの水深は、くるぶしから深いところでも膝までで、環礁の先まで歩いて行けそうに思えたが、たどり着く前に潮の流れと空模様が突然変わり、水量はみるみる上がってきた。
海に入る予定の服装ではなかったし、何よりむき出しのiPadが心配になって退散。

退屈なラロトンガの日常で、久々に衝動に駆られて行動した朝の出来事でした。

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しばらく休載中の、クック諸島楽園ポイントシリーズ、復活しました。

第5話は、ラロトンガを一周するバスなんですが、なんと、この名物バスドライバーのMr.HopelessことAPUさん、先週末にご臨終されました。
彼の訃報は、ローカル新聞の一面に掲載されすほどの衝撃でした。

残念ながら、Apuさんに会うことはもうできないのですが、旅の始めにバスに乗るのは、ラロトンガをざっくり見るうえでも、おすすめです。


以下、Ayumiさんのfacebookより、まるっと転載。

ラロトンガでは、1時間に1本のバスの運転手さんが歌うわ、車窓からのガイドはするわ。とっても陽気なドライバーのアプーさんはまるでディズニーランドか何かのガイドのよう。
政府公邸前を通った際には「ラロトンガの運転手は歌ってうるさい、って政府に言わないで」とのことでした。(勿論、全員が歌う運転手ではないのですが)ちなみに、バスには「優先席」など日本語が書かれてあり、日本の中古バスが使われている模様。
こんな南国までどうやって日本から運んだんだろう?と思いますが、こうやって外国で役に立っている様子を見るのは、バスを作ったわけではない私が見ても嬉しいものだなぁと。。
ちなみに、バス停らしきものがメインホテルの前にあり、だいたい時間通り〜5分程度の遅れでやってきますが、タクシーを止めるように手をあげないと止まってくれず。
降りる時は、降りたい場所を先に運転手さんに伝えておくと、バス停ではない所でも降ろしてくれます。そういう臨機応変がまだきく規模のコミュニティなんだなぁと。
つづく…。

(C) 2017 Ayumi Taguchi
https://www.facebook.com/Taguchi.Ayumi

AyumiさんのFB投稿には動画もあるので、興味のある方は訪れてみてください。

ちなみにこのバスは、Cook’s Island Bus Passenger Transport Ltdが、ラロトンガ島を一時間毎に時計回りと反時計回りに催行しています。初乗りは$5、というか、一回乗ったら、どこで降りても$5です。乗りっぱなしでも$5.ラロトンガ一周が、$5という破格でできてしまいます。とはいえ、ダウンタウンにある終点で降りないといけないので、ホテル発なら、2回乗ることになり、ラロトンガ一周に$10かかりますが。。。それでも、車窓から見るラロトンガの風景、悪くないですよ。

詳しくはこちら
http://www.busaboutraro.com/

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大好評Q!!!! Ayumiさんの旅行記「クック諸島楽園ポイント」シリーズ、第4回目となりました。
今回は、ラロトンガのナイトライフです! 南の島のホリデイでは、ナイトライフはあまり期待できないことが多いのですが、ラロトンガは、ナイトライフも充実してます。

以下、Ayumiさんのfacebookより、まるっと転載。

【楽園ポイントその10】大寒波・東京でお布団に足を突っ込みながらのお仕事。ああ、南国ラロトンガが恋しい…ということで、ちょっと休憩。
ラロトンガには「Party Bus」という、島のBarを5軒ほどハシゴしてくれるバスがあります。「バス」=窓があると思った私はまだまだ甘かった。
窓なしトラックに電飾をつけ、大音響でクラブ音楽をかけまくり、夜のラロトンガ島を一周するというもの。(アメリカ等でもあるそうですね)
25ドルでアルコール1杯のみ持ち込み可能(お水などはボトルで持ち込んでもOK。
なのですが、各自「ジュース」と言い張って、ジュースボトルの中にアルコールを混ぜたカクテルを持ち込み、ぐびぐび飲む皆様。
各Barに15〜30分ごとに駐車し、各自Barで支払いをして飲みたいだけ飲むのですが…
飲んだ後にバスに揺られるので酔いがあっという間に周り、陽気な酔っぱらい軍団の出来上がり。
ラロトンガ現地の人だけでなく、ニュージーランドからの旅行客もいて、老若男女が飲みまくるという何とも単純で平和な企画。
19時にバスが迎えにきてくれ、24時に終了。
「遅くなると騒音が迷惑だから夜の12時には終わるんだよ」と言われましたが、もう十分うるさいよw
最後のBarはLIVE会場になっており、「グットルッキング・ヤング・Kiwiガイ(形容詞、長い!)」がお酒を御馳走下さることに。
「台の上に行こうよ!」と誘われて行った先には、上半身裸のグットルッキング・ヤング・ガイ(形容詞、やっぱり長い!)が、ラロトンガの海のお魚並にうじゃうじゃと。
叶恭子様的に言う所の、なんともファビュラスな眺め。
「視力があがっちゃうわ♡」と思いきや、そんなグッドルッキング・ガイの肩にビキニ姿で乗り、Yeah〜!と拳をふりあげ、躍りまくっていらっしゃるのが、肉食系?ブロンド女子の皆様。
「ご、ごめんなさい、眺めているだけですから!」と、謝りたくなるような妙な心境になりました。
お酒を御馳走下さった例のグッドルッキングガイにも、彼女風女性(勿論ブロンド)がツカツカとやってこられ、何だか小競り合いを。「私、何にもしていません、っていうか、英語、ワ〜カリマセ〜ン」と、心の中で両手をあげて退散したのでした。
一方、ラロトンガビューティーズとはFacebookのお友達になったりと、毎晩乗りたいなと思う程の陽気なバス。
日本でも飲み屋ハシゴBus、やってみたいなと(くれぐれも窓付きで)。
しかし、私が主催したら、多分、バスの中は昭和カラオケ大会で、テレサテンが流れ、Barじゃなくスナックを巡ってしまいそう。。
いや、それもまたニーズがあるのかも??
コメント欄に動画を載せてみました。
既に酔っぱらっているニュージーランド人女子ぽっちゃり3人組が何とも可愛くて。
もう会えないから、余計に会いたいなぁ…。

(C) 2017 Ayumi Taguchi
https://www.facebook.com/Taguchi.Ayumi


ナイトライフバスは、Ayumiさんの参加したREHAB以外にも5社くらい催行していて、それぞれ微妙に客層、ルートが違います。
ローカルや、他の旅行者と仲良くなれる絶好の機会ですので、お酒好きでなくとも、ぜひご参加ください。

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Ayumiさんの旅行記「クック諸島楽園ポイント」シリーズ、第3回目となりました。
彼女の旅行記は、彼女のfacebookに記載されており、クック諸島の宣伝を目的に書いてもらった記事ではありません。1月に女性3名でラロトンガに8日間滞在した、彼女の正直な感想です。ちなみに、彼女は3ベッドルームのホリデイハウスにステイしました。

以下、Ayumiさんのfacebookより、まるっと転載。

【楽園ポイントその7】足るを知るの毎日。
労働賃金が最低6ドル(=480円)/時間の割に、物価が日本の2〜3倍。何もかもが高くて、どうやってやり繰りしているんだろう?と思うほど。(ちなみに、1時間に1回しかこないバスは、片道$5(NZD=約400円)。)
しかし、家賃、食費、ガソリン代以外に使うものがない為、この高物価でもよいのだとか。
また教会は日本のコンビニ並にありますが、本当の24時間オープンコンビニは島に2軒のみ。
物を調達しようと思っても限界があり、選択肢がないから、諦めもすぐにつく、とのこと。
迷いが少ないというのは、ある意味、一番幸せなことだなぁと。
ベスト楽園ポイントはここに尽きるなと思います。
また、地元の人曰く「ラロトンガは安全」とのこと。
「レイプも殺人もないし、あったとしたら窃盗くらい。あと怖いのはサイクロン」というのは、本当に幸せなことだと。
日本のコンビニ並にあちこちにある教会ですが、キリスト教の宗派が7つくらいあるのだとか。
信仰心が強いという言い方もできるし、一方で、地元の方曰く、何か不幸なことがあったりすると「教会に通っていないからだよ」とか「あなたもこの教会に通うべきだ」と勧誘されるのが困るのだとか。
日本の自己啓発関係もそういう所があるので、不幸を何かのせいにしてしまうのは人間の性なのかもしれませんが、これだけ何もない島に教会だけがわんさかあると、信仰による規律正しさというのは、自然と社会の中に生まれるのかもしれないなぁと思ったりしました。
ちなみに、教会の墓地も南国フラワーで彩られカラフルな上、自分の家の敷地内に「I love you Dad」と書かれた墓碑のお墓があるのを見ると、ああ、家族と一緒に過ごした土地で眠れることというのも、ある意味、幸せだなぁとしみじみ思うのでした。

(C) 2017 Ayumi Taguchi
https://www.facebook.com/Taguchi.Ayumi


物価が高いのは、全てが海外からの輸入品のため。地元で採れる野菜、魚、果物は、日本よりも安いものもあります。物価的には、ニュージーランドとあまり変わりません。
3倍というのは大げさ!と思ったけど、確かに、日本の3倍以上するアイテムもあります。もやしとか、卵とか、豆腐とかキッコーマン醤油とか。

ガソリン1リットル $1.20 約96円
缶コーラ350ml $2.35 約188円
ビール350ml $2.50前後 約200円
水1.25リットル $3.50 約280円

私の個人的感想、高いもの (あくまでも日本との比較です。)
もやし ローカルオーガニック一袋 $5 約400円 しかも日本の一袋より小さいし、もやしが細い。(それでもたまーに買う。家でラーメン作るときとか。)
卵 12個パック $6 約480円 家族皆、卵好きなので毎週2パック以上買います。
wifi一か月1.2GB $89 約7120円 日本との比較は、やはり、これが一番高いんじゃないでしょうか。

あと、家賃、電気代、中古車、文房具、諸々、日本と比較すると、高いです。

こう書いてみると、日本の物価って、安すぎません??? 
こんな小さな島国にいると、生活もシンプルなので、まあ、必要経費のバリエーションが狭いんですが、たまに日本に帰ると、品質の良いもの、おいしいものが本当に驚くほど、安い。
なんでそんなに、安くできちゃうんでしょうか。人口一億3千万の日本とクック諸島を比べるのは野暮ですが。

1年一度の里帰り、実は、私よりも、夫の方が、ショッピングを楽しみにしています。

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友人の旅行記がとてもわかりやすくて率直な意見なので、本人の許可を得て転載させていただきます。

旅行時期 2017年1月 ラロトンガ8泊 女性3人旅

以下、本人のFacebookからまるごと転載。


熱さと湿気で地獄〜と思うこともありますが、一方で楽園なのは…

【楽園ポイントその4】
海が本当に美しく、見ているだけで穏やかな気持ちに。
更に人や犬だけでなく、魚までフレンドリーで「私が槍を持っていたら、刺されているよ」と思う位、人を怖がらず近くで泳いできます。
浅瀬で巨大な鯛がエサ取りに夢中の様子を上からシュノーケリングで見下ろした時には「アミを持ってたら一網打尽?」と思う位。

【楽園ポイントその5】
ご飯が美味しい。同じスムージーを2つ注文しても、1つ1つの味が異なる等、品質の不安定さには笑ってしまうことは沢山ありますが、果物類もお魚も新鮮で美味しく。ニワトリはそこら辺を常に走り回っているせいか、チキンも身が締まっていて切りづらい位。
はまってしまったのは、このニュージーランド産のレモンビア。

つづく…。

(C) 2017 Ayumi Taguchi
https://www.facebook.com/Taguchi.Ayumi


彼女の他の記事は、こちらでぼちぼち紹介させていただき予定ですが、今すぐつづきが気になる方は、本人のfacebookで、全て公開されていますので、お気軽にどうぞ。

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