クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

カテゴリ: 植物

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もうすぐクリスマス。クック諸島ラロトンガでも、クリスマスムードが高まりつつあります。
クリスマスパーティーが各所で開催され、必然的にお酒を飲む機会が増えるのは、日本の忘年会シーズンと同じですね。

クリスマス時期には、ラロトンガのあちこちで、真っ赤な火炎樹が咲き乱れ、クリスマス気分を盛り上げてくれています。火炎樹は大木になるので、空に架かる真っ赤なアーチ状になっている場所もあり、綺麗です。

クック諸島の真夏、12月から3月は、色とりどりの花が咲き乱れ、マンゴーはじめとするトロピカルフルーツも収穫シーズン。観光シーズン的には、ビジター数が減る時期なので、普段は予約の取りにくい人気のホテルの予約ができたり、ローシーズンスペシャル料金を設定してるホテルもあり、私個人的には、ベストシーズンです。

写真は、エッジウォーターリゾート&スパ前の火炎樹。青空に映えます。通るたびに見惚れてしまいます。


エッジウォーターリゾート&スパのスペシャル記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/rarotongakana/63364749.html

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早いもので、2011年もあと数日で終わり。
クック諸島は、ただいまクリスマスムードが島全体に浸透し、毎日、仕事になりません。
終業時間は午後4:30までのはずなのに、最近は毎日4:10には、すでに閉店しています。
日本の会社だったら怒られそうですが、まあ、クリスマスということでボスも暗黙に了解している感じです。
毎週末、どこかでクリスマスパーティーがあり、ある意味お誘いで忙しい月になります。
日本の忘年会シーズンと似てますが、クック諸島ラロトンガの場合は、パートナーも招待される点が、日本との大きな違いでしょう。

そしてこの時期、真っ赤なフレイムツリー(火炎樹)の花が島のあちこちに咲きこぼれ、クリスマス気分を盛り上げます。
一面を赤く染める真っ赤な大木は、青い空に映え、ひときわ美しいです。
クリスマス前後にしか見られない光景です。

ちなみに、このフレイムツリーは、花の後、豆ができるのですが、この豆が、実は食べることができるのです。いや、正確には、豆そのものは食べないのですが。(調理法によっては豆も食べられるかもしれない。)
フレイムツリーの食用のネタは、またの機会に。


クック諸島の現地情報
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今日は、クック諸島を代表するラロトンガ名物ガイド、Paさんのネイチャーウォークに参加しました。
Paさんと言えば、ラロトンガ縦断クロスアイランドトレック、が、あまりにも有名ですが、別名、
ローカルハーブ薬草ウォークとも呼ばれるネイチャーウォークは、マイルドな山歩きコースで、
ゆっくりのペースで、植物、特に薬草の知識がじっくりたっぷり学べます。
 
今日の参加者は約9名。
松葉杖、膝下ギブスをつけたおじいちゃんの参加者もいました。
 
ネイチャーウォークは、まずはPaさんの自宅で薬草の話から始まります。
今まで薬草で直した事例やPaさんの数々の武勇伝を聞きながら、ノニジュースや
ココナッツオイルをお試しします。もちろんどちらもオーガニック、Paさんの手作り。
特にノニは、飲んでも塗っても万能薬。いわゆる健康飲料として毎日飲むもよし、
外用では、日焼けや虫さされ、さらに、増毛効果もあるとか。。。ほんまかいな???
 
ちなみに、クック諸島では、ノニではなく、「ノノ」と呼ばれています。
ノニで世界に広まったので、クック諸島産ノノも、「ノニ」という商品名にしています。
 
今日のコースは、Paさんの新居兼クリニック予定地までのウォーキングです。
様々な薬草や珍しい植物を見てPa」さんの話を聞きながら、山道を登って行きます。
残念ながら、松葉杖おじいちゃんはここでリタイア。山のふもとの木陰でひとりで待機となりました。
やがて、海の見える山の上に、きれいに手入れされ開かれた土地に着きました。
Paさんの土地で、理想のマイホームと、自然療法専門クリニックを建てる予定なのだとか。
実現したら、口コミで、世界中のスピリチュアルの間で、ものすごく流行りそうなんだけど。。。
環境省からの許可が下りず、現在、工事は中断中だそう。とても残念そうなPaさん。
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土地に描かれたハートは、いいことが起こるようにと、Paさんの祈りのこもったハート。
Paさんは、困ったことがあったり、物事がうまくいかなかったら、いつも祈るんですって。
すると、好転したり、助けてくれる人が現れたり、するのですって。
自分だけの力では、どうしようもないことって、たくさんありますものね。。。
 
このハートを見て、我が土地マイホーム予定地にも、ハートの祈りを作ろうと決心しました。
 
どうか、Paさんの願いがかないますように。
 
 
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ティパニの花は、その愛らしい姿と甘い香りが特徴で、エイと呼ばれる歓迎用の首飾りや、頭に飾る花輪にもよく使われます。
南国らしく、育て方も難しくないので、日本でも人気の植物のようです。

今回は、ティパニの薬効を紹介します。
ティパニの葉や茎を切ると、切断面から白いミルクのような樹液が出ます。
この樹液は毒があるらしく、皮膚炎を起こすらしいです。私は炎症起こしたこと無いですけど、皮膚の弱い人は要注意ですね。
ちなみに、この白い樹液は花の部分からは出ないので、ティパニの首飾りを直接皮膚につけても特に問題はないようです。

さて、この毒とされているティパニの樹液ですが、驚く効能もあります。

この毒と言われているのティパニの樹液が、蜂刺されに効くのです。

こちらではワスプと呼ばれている黄色い蜂。
たぶんアシナガバチの一種だと思いますが、結構どこにでもいます。
特に攻撃的では無いのですが、刺されるとたいへん。
まず、鋭い激痛。半日くらい続きます。で、患部は腫れあがり、ものすごい痒みを伴います。
アレルギーやショックを起こす人もいるので、虫刺されと言えど、侮れません。
ショック症状や眩暈等を感じたら、病院に行く必要がありますが、とりあえず、ワスプに刺されたら、患部にティパニの樹液を塗るのです。すぐに塗らないと効果はありません。
これで、激しい痛みと腫れから免れることができます。ティパニの毒が、蜂の毒を消すのでしょうか?

私も久々に刺されました。1年に1度は刺されますね。
ガーデニングとかしてるとき、建設中の小さな巣に気づかず、枝を剪定して刺されたり。

でも、今回はバイクの運転中に刺されました。運転中、ぎゃあ!って、大声あげましたよ。
犯人は、ジャケットの中に隠れていたようです。昨日まで普通に着てたジャケットです。
運転中なのでどうしようもなく、運転続行。
ワスプはミツバチと違って、刺しても死にません。針も復活するらしいです。
でも、さすがに2回も刺さないと思ったら、、、、、また刺されました。
痛みに耐えかねて、バイクを止めてジャケットを脱ぐと、いましたよ。ワスプが一匹。

幸い、ティパニの木はどこの庭先にもあるので、すぐにティパニの葉を取って樹液を患部に塗りました。
ティパニが効いたせいか、痛みは治まりました。効くもんですね。

しかし。疼痛は無くなったものの、激しい痒みと腫れはまだあります。患部は熱を持っていて、反対側の二の腕と比べると、太さは2倍になった気が。。。

みなさん、ワスプにはくれぐれも気をつけてください。

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

去年のクリスマスとお正月は、振替休日を入れて4連休だったため、クリスマスから1月5日の今日まで、おかげで良い充電ができました。
レストランや現地ツアーでも、クリスマス前から1月半ばまで、休んでいるところもあります。
この時期にクック諸島に旅行に来た人は、【観光地なのに信じられない】と、戸惑うようです。
ま、それもこの国の良いところ。。。

写真の花は、ティアレ・マオリ。
香りがよく、歓迎用の生花の首飾り(クックでは【エイ】、ハワイでは【レイ】)によく使われている花です。
ラロトンガ空港に到着し、出国ゲートを出ると、エイをかけてもらえます。
特にこの時期のラロトンガ空港は、里帰りのクック人を待つ人々のエイの香りが充満しています。

ティアレ・マオリの花びらは通常6~7枚。たまに、8枚花びらののものがあるのですが、四葉のクローバーのように、8枚花びらのティアレは、幸運の印とか。
私のラッキーナンバーも、末広がりの8。新年早々、これは縁起がいい。
2010年、良い年になりそうです。

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