クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

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ただ今、イースターウイークエンドと呼ばれる4連休中です。
役所や銀行が営業していないのは当たり前ですが、商店、観光客相手のツアーもほとんどが休みです。
しかしながら、リゾート地であるクック諸島ラロトンガは、ハイシーズンではないものの、観光客が一時的に増えています。
つまり、ホリデーとはいえ、誰かが働かなくてはいけないということ。

私は、7日間連続出勤しましたよ!
休日出勤は時給が2倍になるので、ちょっとした稼ぎになりましたが、デング熱からの復活後にはキツイ1週間でした。 ※デング熱については、また後日書きます。
しかも、催行している現地ツアーが限られているので、レンタル業は、超繁盛。
連日、バイクもスクーターも車もソールドアウト。レンタル自転車の売り上げも良かったです。

話は変わりますが、ラロトンガの道は舗装されていて、坂がないので、サイクリングに最適です。
1週32km。速い人なら1時間強で1周できます。
ちょこちょこ停まっても、半日もあれば1周できると思います。
自転車のゆっくり速度でラロトンガをゆっくり回るのも、いいかもしれません。
ぐうたらな私は、迷わずモーターバイクを選びますけどね。1周なんてとんでもない! 
地元民にとって、感覚的には大阪から東京まで車で移動するような遠さです。。。

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友人がラロトンガで結婚式を挙げました。(新郎新婦とも日本人です)
会場となったビーチでは、女の子が砂のお城を作っていました。
「この素敵なウエディングケーキ、友達にプレゼントしていい?」
とたずねたら、いいよ、と、いうことで、1枚撮らせてもらいました。
自分の芸術作品を認められたとあって、女の子もうれしそう。

もちろん、新婚夫妻もウエディングケーキと一緒に記念撮影しました。

2005/10/20(木)
ここ1ヵ月間、本業のダイビングもアフター5のお付き合いも、本当に忙しかったです。どうやら繁盛記を終え、平日に休みを取ることができるようになりました。ココナッツブラの更新、そしてカナダイブの発行がやっとできそうです。書きたいネタがあったのに、暇というか余裕がなくて。。。10月末から11月は、観光産業が1年で最も暇な時期です。ちょっと腰を落ち着けて、書き物に集中します。あと、結婚式の準備も。。。

2005/11/14(月)
土曜日から、2週間の休暇に入った。その日の晩は、私のヘンズパーティー。ヘンズパーティーとは、結婚式直前の新婦のために女友達が主催するパーティーである。海外映画とかで、ストリッパーが登場したりするやつ。日本にはない習慣なので、初めてのヘンズパーティー参加、しかも自分のためのパーティー。
まず、リーダー選定。何人かボランティアしてくれたが、まあ、一番信用できる人にお願い。日付の設定、参加者の設定。新婦は、後は当日を待つだけ。楽しみ~。
指定された場所「トレイダージャックス TRADER JACKS」に行くと、15人の女友達が私を待っていた。リーダーが私の頭に地面につきそうなくらい長い真っ赤なベールをつけ、ヘンズパーティーの開始である。私のヘンズパーティーであることは一目瞭然、私はその場で注目の的となった。照れくさい。そして一行は、貸し切りバスへ。海の生き物がカラフルにペイントされた木製のバスには窓ガラスがなく、吹き抜ける風を感じながら、最初のストップへ。そこで、大型のクーラーボックスとつまみ類をピックアップ。クーラーボックスには大量のシャンパンと私の好きなアイスビールが。まずはシャンぺンで乾杯し、少しいい気分になったところで、一行は「パシフィックリゾート PACIFIC RESORT」に到着。ここのビーチからボートでモツ(小島)に渡るという。
ボートにつまみとシャンぺンを持ち込み、ラグーンクルーズ開始。スキッパーが各モツのおもしろおかしいストーリーを話してくれ、モツに上陸。ウクレレの演奏と共にクックのラブソングを歌ってくれ、それにあわせてローカルの女友達がフラダンスを披露してくれた。私も挑戦してみるが、3年たってもあの腰の動きはマスターできない。それでも気にせず踊り続け、酔いが回ったところでラロトンガ島に戻った。
一行はバスに乗り込み、次のストップオーバー「ポーポーパッチ PAW PAW PATCH」へ。道中、誰かが歌を歌い始め、大合唱になった。騒がしいバスは「PAW PAW PATCH」に到着。ここは私のおすすめレストランのひとつである。数々の大皿料理が出され、つまみながら飲み、しゃべり、まるで居酒屋状態。誰もビール、ウーロン茶を飲んではいないことを除いては。
お腹も膨れたし、次のストップオーバー「バイマ VAIMA」へ。ここに着く前に、シャンペンを飲みつくしてしまった。よく飲む女の子達だ。ここでは、「私お酒飲めな~い。」という人はいない。日本人には飲めない人多いけど。人種が違うと体質も違う。「VAIMA」では、「クラ」というシンガーが生演奏していて、ラブソングをプレゼントしてくれた。彼女は素晴らしい美声の持ち主で、男性ゲストシンガー「カヒキ」とのデュエットラブソングで美しいハーモニーを聞かせてくれた。実は、「VAIMA」は私たちの初デートのレストランである。当時のことを思い出し、その人と結婚するんだなあ、と思うと感動して泣きそうになった。
私たちを乗せたバスは、ダウンタウンに向かった。私のお気に入りバー「ワトエバー WHATEVER BAR」へ。人気のバーで、この日も相変わらず混みあっていた。私たちはバーの真ん中を陣取って、しばらく狂ったように踊り騒ぎ、夜も更けてきたところでWHATEVER はますます混み合ってきて、踊るスペースがなくなってきた。そこで誰かが「バナナコート BANANA COURT に行こう!」と言い出した。次のストップオーバーは「BANANA COURT」?
と思いきや、「BANANA COURT」に辿り着く前に、リーダーから「大丈夫?送ろうか?」と言われた。こういう提案があるときは、私はかなり酔っ払っていて、自分ではどれほど酔っ払っているのか、本当に大丈夫なのか、判断不可能の状態である。3年半のラロトンガ生活で、身にしみて学んだことである。私は素直に「お願いします。」と言い、集合地「TRADER JACKS」へ。WHATEVER BAR とはうらはらに、ここは閑散としていた。数人の女友達が、広いフロアで踊っていた。テーブルでは愛しい婚約者が飲んでいた。リーダーは私を婚約者へ受け渡し、ヘンズパーティーが終了した。女の子達はまだそれぞれ楽しんでいたけれども。
本当に楽しい夜で、忘れられない思い出になった。

おっと、でも、ストリッパーは登場しなかったぞ。ちょっと残念???

2005/12/19(月)
日本の婚姻届には、「印」欄がある。長年クック諸島ラロトンガで暮らしている私は、もちろん印鑑など持っていない。在ニュージーランド日本国大使館に問い合わせたら、「拇印」でいい、とのこと。加えて、書類送付には、確実な国際宅急便等利用をお勧めします。となっていたので、早速、書類を揃えてDHLまで行った。届け先等を記入し、きれいに梱包された後、「79ドルです。」 えっ・・・?絶句。そんな高いの?郵便より高いとは思っていたけれど、ニュージーランド行きで、それほど高いとは!そんな大金持ち合わせてなかったし、丁寧に謝って、キャンセルした。日本ークックだと、EMS(国際スピード郵便)でも1500円位なのに。。。日本のサービスの素晴らしさを実感した瞬間だった。

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