クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

タグ:オセアニア

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ディズニーの最新作 モアナと伝説の海 が、いよいよ日本でのロードショーが始まりました。

ポリネシアの架空の島を舞台とした、ミュージカル仕立てのアドベンチャー映画です。

ポリネシアを舞台としているとだけあって、クック諸島では公開前からかなり話題になっており、映画館でのロードショーチケットは前売りチケットがあっという間に完売!

私は、映画館ではなく、小さなPCの画面で当時2歳の息子と一緒に見ました。

評判通り、素晴らしい映画でした。クック諸島の人々が熱狂するのも大納得です。

まるで、ラロトンガ島が、ディズニー映画の舞台となったような、そんな錯覚を覚えました。

モアナの住む村の人々の暮らしぶり、深緑の険しい山々、美しく穏やかなラグーン、荒波を超えた先の紺碧の外洋。。。まさに、ラロトンガ島!

ポリネシアの人々は、その昔、新天地を求めて、カヌーで太平洋を航海してきました。
クック諸島の名前の由来となった、英国のクック船長よりも、もっともっと前から、ポリネシア人は、独自の航海技術とカヌーで、大海原を渡り続けていたのです。ポリネシア圏の北端がハワイ、東端がイースター島、南端がニュージーランドで、この三角形の内側が、ポリネシア圏の島々ということになっています。
実際、ポリネシア各島の言語、文化は類似していて、起源が同じというのもうなづけます。

さて、この、ポリネシアのカヌーですが、実は、クック諸島でも現役で航海しています。
新天地を求めて。。。というわけではないですが、航海技術の伝承のために、当時のカヌーが再建され、現代の今でもポリネシア大三角形を航海しています。
GPSにもエンジンにも頼らない航海は、現代の若者にとっては、相当過酷な試練ですが、伝承、守っていく価値のある、類稀な技術です。

たまに無料見学や、体験クルーズを開催しているので、興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。


モアナと伝説の海、ぜひ見てください。できれば、劇場に足を運んで、その美しく圧倒的な映像と、素晴らしい歌を全身で感じてください。
クック諸島に来たことがある人は、そのときの思い出が鮮明に蘇るでしょう。
まだ来たことのない人は、ぜひ、クック諸島で、モアナの世界をリアルで体験してください。


モアナと伝説の海 公式ホームページ
http://www.disney.co.jp/movie/moana.html


クック諸島カヌー航海技術伝承団体 マルマルアツア
https://www.facebook.com/MarumaruAtua/?fref=ts

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今年もこの季節がやってきました。
クック諸島最大のお祭りイベント、TE MAEVA NUI 2016.
オープニングセレモニーは、7月29日、恒例のフロートパレードから始まります。
国立劇場では、毎日、村代表のダンスチームの演舞と合唱のコンテストが繰り広げられ、盛大に盛り上がります。
7月29日から8月5日の間にラロトンガに滞在される方は、一度は足を運んでいただき、クック諸島の魂を感じていただければと思います。

プログラムは以下でご確認ください。
http://www.cookislands.travel/temaevanui

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おととい、皆既月食が見られたとのこと。クック諸島ラロトンガでは、皆既ではなかったですが、BLOOD MOONと言われるのがよくわかる、赤い月を見ることができました。また、この夜は快晴で、満天の星がよりいっそう輝きを増し、うっとりするほど、美しい夜でした。
そして、昨夜は満月。まぶしいくらいの明るさで、いかに月食時の空が暗かったのか、実感できました。

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クック諸島の夏の風物詩、フレイムツリー。今年もラロトンガの青空を真っ赤に染めています。
火炎樹だけでなく、様々なトピカルフラワーがカラフルに咲き誇るクック諸島の夏、島中がほのかな花の匂いに包まれ、私は大好きです。

でも、今年は大好きなクック諸島の夏の代わりに、日本の冬を満喫したいと思います。


クック諸島の現地情報
http://kanadive.net/

クック諸島専門旅行会社
http://kanatravel.co.ck/

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https://travel.blogmura.com/beachresorttravel/img/beachresorttravel88_31.gif
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大阪大学超域イノベーション博士課程プログラムの学生と教授9名が、フィールドスタディで、クック諸島マンガイア島を訪れました。

マンガイア島は、クック諸島の中でも最も古い島、火山の隆起島で、地形も独特、さらに、島の言語も他の島々とは少し違います。

学生さんは、観光客はほとんど訪れないマンガイア島で現地の家庭にホームステイし、島の生活を体験しました。

マンガイア島からラロトンガ島へ戻ってきた学生さんたち、本当にいい顔をしていました。

このフィールドスタディに参加の学生さんには、グローバル社会を牽引する世界のトップリーダーとなるだけでなく、クック諸島と日本をつなぐ親善大使として、今後の活躍に期待しています。


クック諸島専門旅行会社カナトラベルクックアイランズ
クック諸島の現地情報【ココナッツブラ】
追記:
一番上の記事ですが。クック諸島海域での漁業権を有する台湾の魚会社が、クック諸島の教育省にパソコンを寄付したとのことです。去年は、香港漁業会社から、同様に、クック諸島の学校にパソコンの寄付がありました。クック諸島がこのまま漁業権を海外の会社に売り続けたら、クック諸島全15島の全校生徒にパソコンが1台づつ与えられることになるでしょう。
私は、パソコンよりも、魚の方がよっぽど大切だと思うのですが。
ちなみに、漁業権はクック諸島の貴重な財源です。。。。。
賛否両論はともかくとして。

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