クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

タグ:釣り

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釣船には何度も乗ったことがあるが、実は一度も自分で釣ったことはなかった。
自分で釣った魚と言えば、ラグーン内のトリガーフィッシュ(ムラサメモンガラ)くらいである。

先日、友人の釣り船で久々に沖釣りに出た。ハンドメイド・2艘アウトリガーボートである。
数年前のブログでも紹介したボートの改良版である。

http://blogs.yahoo.co.jp/rarotongakana/45923009.html

写真の通り、出航した時は快晴で楽しいクルージングだったが、雲が増えてきたかと思いきや、雨が降り出した。マグロが食いつきだしたのも、丁度そんな時で、少々の悪天候は気にしなかったのだが、やがて雨は土砂降りになり、ふと気がつくと、ラロトンガ島が見えない。四方うすねずみ色に包まれている。

もう既に3匹釣っているし、ずぶ濡れで寒くなってきたので、そろそろ戻りたい。。。という気になってきたところで、ヒット!

初めてマグロを自らの手で釣り上げた。

港にもどって、自分で釣り上げたマグロの内臓処理。記念に、その場で心臓を食べた。
レバーのような濃厚な味。うーん、珍味。
薄切りにして生姜醤油で食べたら、立派な酒の肴になるに違いない。

結局この日は釣果は5匹。一番大きいので18kg位。2匹は港に遊びに来ていたローカルが買って行った。
$20。安っ! 左手でマグロ尻尾をつかんでバイクで颯爽と帰って行った。もちろん満面の笑みを浮かべて。



クック諸島の現地情報
http://kanadive.net/

クック諸島専門旅行会社カナトラベルクックアイランズ
http://kanatravel.co.ck/

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クック諸島では、年に数回、フィッシングコンペティションがある。

フィッシングコンペティションとは、その名の通り、釣りの成果を競うイベントである。

たいていは1日の釣果であるが、連休2日間、アイツタキ島と共同でのコンペも開催されることもある。

賞は、最も大きな魚を釣った者、又、トータルで最もたくさん釣った者に与えられる。

コンペティション参加資格は、クック諸島フィッシングクラブのメンバーであること。
年間$20の会費で、フィッシングクラブ・バーでの料金が割引になる。

最近、知り合いからおすそわけのマグロをもらい、サシミ、イカマタ、炙り、タタキ、カルパッチョ、カツ、とマグロづくしな毎日だったのだが、どうやらどの釣り船でもよく釣れているようで、スーパーでもスモークフィッシュ等の加工品が販売されるようになった。ちなみに、生の切り身はスーパーには無く、魚屋で買う。冷凍してない新鮮なマグロが、NZD18/kg。日本円でキロ約1200円。

釣りはあんまり好きではないのだが、これだけ釣れているのなら、さぞかし楽しいだろう、しかも最近毎日凪だし、日本で新調した耐水性カメラも試してみたいし、久しぶりに釣りに出てみようかな、という気になっていた。
5:30am出港が、ちょっとキツイかな、と思っていたが。。。。。コンペは土曜日。

金曜日は夜中までダウンタウンで飲んでいたので、案の定寝過ごした。。。。。無念。


写真は、ラロトンガ東海岸アヴァナパッセージでの月の出。しかも満月。
うっとりするくらい美しい夜でした。

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飛鳥兇里茲Δ聞覯攀卅イ發いい韻鼻⊂さな船での夜釣りも、平和な南の島の過ごし方だったりします。

数年前は、外洋に釣りに出ていたのですが、最近は全くと言っていいほど海に出なくなりました。
毎日30度を超える暑さだというのに、泳ぎにすら行かず、海は眺めるものとなっています。
この前ジェッティで釣り糸を垂らしたときは、魚ではなく1ダースのティーンエイジャーが釣れてしまいました。
きっと、私がどっかのアジアから来たティーンエイジャーの女の子とでも思ったのでしょう。喜ぶべき?でしょうか。

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釣りセレブリティがラロトンガに来てから、ずっとやりたかったこと。それは、ラグーンでのちょい釣り。
2年以上経って、やっと!マイ釣具をゲットしました。
折りたたみ式のオモチャの様なものですが、へなちょこ釣り師の私には丁度いい感じ。

日曜日の昼下がり。友人の釣船でラグーンに出て、ちょい釣り開始。
この日は透明度が良く、船の上から魚がはっきり見えるのに、なかなか食いついてくれない。
小一時間して、ようやくヒット!ムラサメモンガラ君です。
意外に力強くてびっくり。まあ、相手は命がけですから無理もないですね。
たどり寄せて船にあげて記念撮影しようとしたその瞬間、切られてしまいました。

気温35度を越す炎天下、船の上は影も無いので、釣りはそこそこに切り上げて、クールダウンにスノーケリング。

すごいものを発見してしまいました。

食事中の蛸です。被害者はハリセンボン君。

蛸の頭部がかなり大きかったので、ハリセンボン君は最後の力を振り絞って、蛸の体内で棘を膨らませたまま力尽きたのかしら。。。蛸はハリセンボン君の棘が刺さって、飲み込むことも吐き出すこともできず、必死なのかしら。。。と、想像しながら観察しておりました。

これは、フォトコンテスト入賞狙えそうな徹底的瞬間だ!と思い、まだ船にいた夫にカメラを持って来るよう頼んだのですが、夫の方が興奮して撮影しまくり、私がカメラを手にし、解像度を上げて撮影しようとした瞬間。。。

蛸、ハリセンボン君を吐き出した!

やっぱり、苦しんでいたのね。。。

ハリセンボン君は、膨らんでも、棘も立ててもなかったですが。。。もちろん死亡。
哀れにも、ゆるい潮流に流されて行きました。

蛸はというと、すっかり体力を使い尽くしたのか、岩穴に引っ込んでしまい、目しか見えなくなりました。

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今日は、フィッシングコンペティションの話題。

今回のコンペティションは、今日土曜日と、祝日の明後日で、一番大きい魚を釣ったボートに$1000の賞金が与えられる。
表彰式は、ゲームフィッシングクラブという、釣り人の集まる海沿いのバーで行われる。
このバーは、ビールが安いせいか、釣り人に限らずローカルに大人気である。
隣接のフィッシュアンドチップス屋も、おいしいと評判。

夫も釣り人に誘われて、釣りに行った。2匹のシイラが釣れたらしい。
今のところ、1位らしいが、明後日の釣果もあるから、まだわからない。

ちなみに私は、本日は二日酔いで1日寝てました。明後日は祝日だけど仕事。
なかなか釣りにも参加できず。ま、食べるの専門ですから。。。

写真は、AKURAチャーターのスキッパー【ジュニア】。日本語堪能?な愉快な人。

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