クック諸島滞在記

クック諸島ラロトンガ在住17年の管理人の滞在記。 https://www.facebook.com/Kana-Travel-Cook-Islands-Limited-279682182046959/

タグ:食べ物

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先日、帰宅したら、袋いっぱいのウニがあった。
昨日、行きつけのビーチで海ブドウを収穫した。
今日、夫が離島産のシャコ貝を持って帰って来た。

今週は、なぜか、海の幸、珍味に恵まれた。

ソフトボールサイズのバフンウニ系うにが30個以上の写真。
どれも、島流の食べ方でいただきましたが、ワイルドすぎてお見せできません。


驚きのおすそ分けが突然やってくる、ラロトンガの日常でした。

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クック諸島ラロトンガでは、毎週土曜日の朝にローカルマーケットが開催される。
生鮮食品から民工芸品、さまざまな食べ物の屋台がずらりと立ち並ぶ。

中でも、一番の人気は、フィッシュマーケットの焼きトビウオ。マロロツヌツヌ!
ラロトンガ沖で獲れた新鮮なトビウオをまるごと一匹BBQで塩焼き、フレッシュココナッツソースをたっぷりかけて、お好みでチリの実とライムで味をととのえ、豪快に素手でいただく。
食べ放題のマニオタ(茹でたキャサバ。イモ類)つきで、$7.

日本での番組取材コーディネートのたびに、マーケットの人気商品として取材する予定だったのが、毎回売り切れのため、取材できず。。。まさに、知る人ぞ知る、幻の一品。

売り切れ必至のトビウオ塩焼き。興味ある方は、土曜日、早起きしてトライしてみてください。朝8時までに行くことをおすすめします。



でも、そんなに早起きしなくても、実は、トビウオの塩焼きが食べられるところはあります。
平日、水-金と、日曜日の午前中、閑散とした土曜マーケットエリアに、マロロツヌツヌの屋台が出ます。
内容は、土曜日のフィッシュマーケットのものと同じ。土曜日とは違う漁師さんがやってます。
売り切れたら閉店。日によっては12時位まで開いてることもあります。
トビウオが獲れなかった日は、当然ですが、屋台はでません。

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世界さまぁ~リゾート クック諸島SPでは、クック諸島名物イカマタが紹介されてましたが、もっと豪快な郷土料理もあります。

土の中で食材を蒸すというだけの調理法で、ウムカイと呼ばれます。

イカマタは何度も記事に登場しているのに、書庫にウムカイが無いとは、なんという不覚!

さて、郷土料理ウムカイですが、その作り方は、本当に豪快です。

まず、土に穴を掘る。大きさは食材の量によります。
穴の中で火山岩を焼き、程よく焼けたところでバナナの茎・葉を投入。
様々な食材をバナナの葉でしっかり包み、投入。
さらに上からバナナの葉を何枚も重ねて熱が漏れないようにします。
現代では熱効率を上げるために、食材をアルミホイルで包んだり、布袋なんかをかぶせる場合もあるようですが、基本はバナナの葉とヤシの葉のみです。

放置。2-5時間。

穴から食材を取り出して、完成!

食材は、お肉、魚、イモ類、バナナ、タロイモの若葉、地元でとれるものならなんでもありです。

お味の方は、バナナの葉がとてもいい仕事をして、例えようのないアロマな風味が食材にしみこんでいます。
現代では、下味つける場合も多いようですが、調味料無しでも、ちゃんと味がついてます。

ウムカイは、アイランドナイトと呼ばれる伝統舞踊ショウとディナーブッフェがセットになった人気のオプショナルツアーで食べられるところもありますが、その調理過程をデモンストレーションしてくれるツアーもあります。

写真はここのウムカイ。アイツタキのラグーンを見下ろす高台の土地でいただきます。
http://aitutakiculturaltour.com/

ラロトンガでは、こちらで、ツムヌという地酒回し飲み体験と共にウムカイがいただけます。
http://www.atiu-tumunu.co.ck/

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日本人は世界でもトップクラスの珍味好きの国なので、他国に行って珍味を出されても、あまり驚かないのですが、クック諸島にも珍味が結構あります。

今回紹介するのは、日本でもお馴染み珍味、ナマコです。
なまこの記事は、ずいぶん前に書いたのですが、どうやらブログ開始以前だったようで、今は休刊措置となってしまった、まぐまぐメールマガジン【カナダイブ】バックナンバーにあります。
http://archive.mag2.com/0000122842/index.html
この時のナマコ記事は、なまこの内臓を生で食べる、というものでしたが、今回は、ナマコの身です。
クック諸島では、なまこの身は食べないものだと思っていました。
移住12年目にして、初めてナマコの身を食べる機会がありました。
大家さんからの、おすそわけです。

見た目は、かなりグロイ。。。いや、酢ナマコの方が、見慣れてなければ、もっとグロイのかもしれませんが。。。輪切りのナマコと深緑色のドロッとした物体、食欲を減退させる見た目です。
上に載ってるのは、蒸した若いバナナです。バナナと一緒に食べるのは、ナマコの内臓と同じですね。
深緑色の謎の物体は、ルカウといって、タロイモの若葉です。ココナッツクリームで味付けされています。

たいがいのものは躊躇せずに食べられる私なんですが、なぜか、今回はひきました。
酢ナマコ大好きなのに!? 犬肉もヤギ肉もコウモリも、なんとか平静を装って食べたのに!?

勇気を振り絞って、試食!






まずっ!


というわけで、一口で終了。

いや、ナマコ自体の味は無いに等しいんですが、食感が、独特なのです。
ぶよぶよで、うーん、例えるなら、煮過ぎたちくわ? いや、ちがうな。。。ふぐ皮を超柔らかくした感じ?(すでにふぐ皮ではない。。。)なんやろー。
とにかく、私にとっては、この上なく不快な食感でした。

ビジターのみなさんは、まず食べる機会は無いでしょうけど、ゲテモノ好きの方、ローカルに聞いてみると、教えてくれるかもしれません。おすすめはしませんが。。。


クック諸島専門旅行会社カナトラベルクックアイランズ
http://kanatravel.co.ck

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新しい看板を発見しました。

プナンガヌイマーケットのはずれに、魚売り専用駐車場。
しかも、木には、伝統的な魚販売用の木、の説明書きが。ほんまかいな。

そういえば、ここで魚を売ってる人は多いと思ってました。


ま、それだけの話なんですけど。

そういえば、クック諸島名物?焼きトビウオ、木、金のランチタイムでもやってます。


MARORO TUNUTUNU マロロツヌツヌ って看板が出てます。
ご飯のかわりに、アロルートと呼ばれる芋が食べ放題で、$5.

モイナタイというココナッツソースをかけて、手でいただくのがラロトンガ流。
私は毎週行ってるので、たまに行きそびれたら、翌週、心配されたり。
マロロ好きな外国人は、たぶん、珍しいんだろうけど、これ、魚好きだったら、大好きな味です。
ココナッツソースの好みは分かれるとして。

レストランやカフェもいいけど、こんなローカルフードもいかがですか?

クック諸島の現地情報
http://kanadive.net/

クック諸島専門旅行会社カナトラベルクックアイランズ
http://kanatravel.co.ck/

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